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  1. 古賀市議会 2002-12-10
    2002-12-10 平成14年第4回定例会(第1日) 本文


    取得元: 古賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    2002年12月10日:平成14年第4回定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                        午前9時00分開会                        〔出席議員18名〕 ◯議長(前田 宏三君) おはようございます。ただいまから平成14年古賀市議会第4回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。             ────────────・────・────────────    日程第1.会期の決定 2 ◯議長(前田 宏三君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月25日までの16日間といたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月25日までの16日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議予定につきましてはお手元に配付のとおりでありますので、御了承願います。             ────────────・────・────────────    日程第2.会議録署名議員の指名 4 ◯議長(前田 宏三君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により今会期中、許山秀仁君、内場恭子君、矢野治男君の3名を指名いたします。  ここで、市長から議会招集に当たり、あいさつしたい旨の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 5 ◯市長(中村 隆象君) おはようございます。本日は、平成14年古賀市議会第4回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には、年末の大変お忙しい中、御参集をいただきましてまことにありがとうございます。  私は、去る平成14年12月1日執行の古賀市長選挙におきまして、多数の古賀市民の方々の御支援をいただき、これからの4年間2期目の古賀市政を担当させていただくことになりました。  私は、選挙の中で1期目同様「日本一住みたいまちづくり」を公約に掲げ、諸施策を古賀市民の方々に訴えてまいりまして、再び市長の座につかせていただきました今、改めましてその責任の重大さを痛感いたしております。皆様とともに、公約の実現を果たしたいと考えておりますので、これからの御指導、御協力のほどよろしくお願いいたします。
     さて、今議会において御審議をいただきます案件は、既にお手元に配付いたしておりますように、条例案件3件、補正予算案件5件、その他案件で宗像市と玄海町の合併に伴う各加入組合規約等変更協議案件9件、及び市道路線認定及び変更案件の2件と、中川熊鶴線架道橋新設工事に伴う協定書の変更案件1件の計20件でございます。  さらに、今会期中に古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正と関連いたします人件費の平成14年度古賀市一般会計ほかの補正予算を追加提案させていただくことにいたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。  議案の細部につきましては、議題とされました際に、私なり担当部長、課長に説明させますのでよろしくお願い申し上げまして、まことに簡単でございますが議会招集のあいさつとさせていただきます。             ────────────・────・────────────    日程第3.市長の所信表明について 6 ◯議長(前田 宏三君) 日程第3、市長の所信表明についてを議題といたします。  中村市長がさきの市長選挙で当選されたことから、所信表明をしたい旨の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 7 ◯市長(中村 隆象君) このたび、平成14年12月1日の古賀市長選挙におきまして、多数の古賀市民の方々からの絶大なる御支援をいただき、さらに次の4年間市政を担当させていただくことになりましたので、私が古賀市政を執行していく上での基本的な考え方を申し述べ、その所信表明といたします。  4年前3つの基本方針と6つの政策を申し上げました。この4年間はその基本方針に沿って、開かれた市政、透明・公正さ、健全財政を目指し、具体的施策においては、主に生活基盤の強化に努力してまいりました。その内容は以下のとおりであります。  一つ、上下水道の整備と農業集落排水事業の推進、一つ、ごみの減量とリサイクル、一つ、ごみの適正処理のための清掃工場建設、一つ、グリーンパーク2期事業の見直しと推進、一つ、市単独による介護保険事業の推進、一つ、学童保育と子育て支援、一つ、青少年の健全育成、一つ、男女共同参画社会の推進、一つ、幹線道路の整備促進。これらの事業は一定の成果を上げたものの継続中のものも多く、引き続き変わらぬ方針で強力に推進する必要がありますので、今後とも御理解、御支援賜りますようお願いいたします。  今日の社会情勢の特徴として、高齢化・少子化の目覚ましい進展や、長引く不況による景気の低迷による失業率の上昇、リストラ等厳しい状況が見られます。  このような状況の中で、古賀市の未来に夢を描き、地方自治を取り巻く厳しい状況に対応しながら、市民の皆様とともに日本一住みたいまちづくりを推進していくために、昨年策定いたしました第三次マスタープランを踏まえながら、ハード、ソフトの両面から事業の展開をしていく考えであります。  以下、その具体化のための事業の展開について述べさせていただきます。  1、文化・芸術の振興、2、交流の促進、3、行政改革と地方分権の推進、4、生涯現役社会づくり。  これらの目標について以下に詳しく述べさせていただきますが、このうち1と2は古賀市の顔、誇り、アイデンティティーづくりにつながるものと考えます。また、3と4は強く、住民に優しい自治体づくりにつながるものと考えます。  1、文化芸術の振興について(こがアートタウン構想)。  太宰府市民は全国で最も自分の市を誇れる市民であると言われています。日本全国どこへ行っても自分は太宰府市から来たと胸を張って言えるそうです。それは恐らく太宰府天満宮、菅原道真、学問の神様と連想されることから来るよいイメージによるものと思われます。  古来、「文」は「武」の上位に置かれており、武力や富では人の心の支えになったり人の尊敬を受けることはできません。我々の人生の中で最終的に求めるものはやはり文化芸術であります。  経験的には、文化芸術の振興は健康の増進や犯罪の減少にもつながることがわかっており、地域社会づくり全般に寄与するものであります。また、社会の成熟に伴い経済活動を動かす要因として「文化」が大きな役割を果たすという認識のもと、文化経済学という学問分野が成立しています。  戦時に敵国の文化施設や文化遺産を破壊したり、美術品を没収したりするのも、相手の心の支えを奪おうとする心理作戦であり、このことからも文化芸術が人々の心の豊かさをもたらすとともに、心の支えとなっていることがわかると思います。第二次大戦後、荒廃したパリで真先に復興、再建したのはオペラ座でした。我が国では昭和25年に金閣寺が焼失しましたが、そのとき国民が心の支えをなくしてしまったことから文化財保護法の制定に至りました。  最近では、2001年12月に文化芸術振興基本法が制定され、その重要性が再認識されています。また、上記太宰府市は福岡県内で唯一、文化振興条例を制定しています。平成9年9月です。  古賀市においては、安全で快適なまちづくりをこれまでどおり強力に推進していくとともに、市民と行政が一体となって文化芸術を振興していくことが、はつらつ交流都市古賀の実現につながり、また人が真ん中の古賀市づくりにつながるものと思います。  従来より古賀市におきましても、文化芸術に対する熱心な取り組みがなされてきておりますが、その伝統を踏まえた上で新たな挑戦としてここに「こがアートタウン構想」を提言したいと思います。  ここに提言する文化芸術振興策の一手段としての「アート」とは、古典的に定義されてきたいわゆる絵画や彫刻といった、個人の表現としてのアートのみを意味しているものではありません。  文化芸術の振興は、ただ単にその分野の専門家や特別な人々の活動を支援するばかりでなく、一般の市民の方々が豊かな文化芸術に触れ、あるいは芸術を志す人々と交流することで、より創造的な市民意識が熟成され、そのことがひいては古賀の個性を生み出し、人々がまちに誇りを持つようになる、そのようなプロセスだと思います。そのような環境は、同時に青少年にも豊かな情緒、情操をもたらすはずです。  こがアートタウン構想は、上記を踏まえて以下の3つの視点から、古賀市が今後取り組むべき課題の解決にアートを活用したいとするものです。もちろんこれが文化芸術の振興の中ではほんの一部の切り口に過ぎず、また本来文化芸術を担うのは市民一人一人であって、行政は支援するあるいはきっかけををつくる役割を果たすことになると考えます。  (1)中心市街地の活性化とアート。  JR古賀駅周辺は今後古賀市の中心市街地として整備し、活性化を図っていく必要がありますが、西口商店街を初めとしてかつての繁栄が見られず、中心市街地としては十分な機能を果たしているとは言えません。ただこのような現象は古賀市特有の問題ではなく、全国にも同じような状況があり、その活性化には多くの市町村が悩みながら特効薬もないのが現実であります。この解決にはこれまでのように単なる「物」の販売ではなく、「情報」や「スタイル」あるいは「何か古賀独自のもの」を発信していく必要があります。  広義のアートは、商店街の活性化といった既存の手法が行き詰まった状況を打破する突破口になる可能性を秘めています。アーティスト活動の「点」が、そのうちに「線」となり、さらに「面」として広がっていくことが、間接的ではありますが商店街の発展につながり、ひいては古賀の個性につながっていくと思います。  また、古賀駅は他の駅と比べてもとりたてて特徴あるものではありませんが、駅全体あるいは駅周辺も含めてアートを使って活性化する。またそのため多くの才能ある若者、芸術家の発表の場として場所を提供することも考えられます。これを仮称「アートする駅」と名づけます。  (2)環境とアート。  近年、アートが広く社会の抱えている問題にかかわろうとしている中、特に環境問題はアートの大きな一つのテーマとなりつつあります。西部清掃工場(愛称「エコロの森」)は税金を投じた公共事業であり、今後の廃棄物処理資源循環型社会のあり方を方向づけると同時に、ごみやリサイクル、環境問題、資源問題といった環境教育や啓発を行っていくところであります。  アートという手法を用いながらこの問題を市民にわかりやすく説明し、関心を持ってもらい、また市民参加を呼びかけていきたいと思います。じん芥処理組合に対し、古賀市として提言していきます。  (3)交流とアート。  青柳地区は古くは唐津街道の宿場町として栄えましたが、現在は古い民家や町並みが面影を伝えるのみです。  この地区に隣接して整備されていますグリーンパークは、市民へのスポーツ、レクリエーションの活動の場を提供するとともに、広域幹線道路に面した古賀市と外部を結ぶ交流拠点としての意味を持っています。また、11月にオープンしましたコスモス館は、地元の物産を中心とした交流拠点ですが、今全国で取り上げられている道の駅、まちの駅づくりをこのコスモス館を中心に行いたいと思います。  ここに、さらに若者文化の代表的な施設としてスケートボードパークの建設を進めたいと思います。スケートボードは単なるスポーツとしての意味づけのみならず、そのスタイルや背景が持つサブカルチャーとしての文化的な意味も大きいと思います。  スケートボードを楽しむ若者のファッション、アート的な感覚、音楽などをこの施設を中心として展開する計画です。単なるスポーツ施設でなく、その施設に芸術文化の側面としてアートを取り入れ、全国にも誇れる若者交流施設を目指します。この地域を仮称「平成青柳宿」と名づけます。  このほかにも本年10月に初めて開催いたしました「プロムナードコンサート」は、これまで古賀市には少なかったクラシック音楽を、しかも屋外で楽しむという新鮮な楽しみをもたらし大好評でありましたが、このような企画は今後も継続し発展させていきたいと考えております。  このような活動は、冒頭で述べましたように一方的に行政主導で行うべきものではなく、市民、企業、行政が一体となって古賀独自の運動として展開していくことが理想です。また、上記3視点を手始めに、今後古賀市全体を対象にアートを活用した施策を展開していこうとするものです。  その実行母体として、全国に先駆けて文化芸術評議会(アートカウンシル)のような第三者機関をつくることも視野に入れる必要があります。行政はそのガイド役として、あるいは活動支援の裏方としてこの文化芸術振興策を展開すべきだと思います。この文化振興策が「こがアートタウン構想」であり、ここに提言するものです。  2、交流の促進について。  少子高齢化、核家族化が進む中で、高齢者問題、子育て、教育、はたまた環境問題等を考えた場合、施設、学校、保育所といった行政主導によるハード的対応ではおのずと限界があり、地域コミュニティーにおけるお年寄りと子どもの交流などさまざまな世代間交流を通して住みやすさ、心の豊かさが得られる施策を具現化していく必要があります。  また、1の文化芸術の振興の項で申し上げました「まちの駅」は、市内外の市民の交流の場であります。流通基地の建設についても研究してまいりたいと考えます。  3、行財政改革と地方分権の推進。  地方分権、市町村合併が進む中で、地方自治体は今までより以上に行政能力と財政基盤の強化が求められています。古賀市は以下の3つの視点から今後さらなる行財政改革に取り組みたいと考えます。  1、情報公開、2、人材育成、3、民間活力の導入。  4、生涯現役社会づくり。  我が国の平均寿命は81.4歳と世界一であり、健康寿命でも73.6歳で世界一であります。このこと自体大変すばらしいことではありますが、さらに平均寿命と健康寿命の差が縮まればもっとすばらしいわけであります。そのためには健康づくりとともに、高齢者がいつまでも社会とかかわりを持って生きるシステムづくりが必要です。古賀市は健康のためには散歩道づくりなど、また高齢者の就業支援のためにシルバー人材センター支援など、健康と就業機会の両面からこの課題に取り組みたいと考えます。  以上、概括的に今後4年間の古賀市政に対する思いを述べさせていただきました。もちろん行政全体から見れば、ここに述べることができなかった多くの重要な部分があるわけでございますが、それらの事柄につきましても、従来の取り組みにさらに創意と工夫を凝らし、全体としてバランスのとれた市政を心がけてまいる所存であります。  議会、市民の皆様におかれましては、御理解を賜りまして市行政とともに日本一住みたいまちづくりに御尽力いただきますようお願い申し上げまして、私の所信表明といたします。 8 ◯議長(前田 宏三君) 以上をもちまして市長の所信表明を終わります。             ────────────・────・────────────    日程第4.諸報告 9 ◯議長(前田 宏三君) 日程第4、諸報告をいたします。  今定例会に議案等説明のため、地方自治法第121条の規定により市長及び監査委員に出席を求めておりますが、市長から、ほかに助役、収入役、教育長、総務、建設産業、市民、保健福祉、上下水道、教育の各部長及びサンフレアこが館長、並びに関係各課長の出席をさせる旨の報告があっております。  次に、平成14年11月20日、奴間議員から古賀市長選挙に立候補のため11月22日付で議員を辞職したい旨の願いが提出されましたので、地方自治法第126条の規定により21日これを許可いたしております。  次に、奴間議員の辞職に伴い12月5日開催されました議会運営委員会において、委員会条例に基づき所定の手続がとられ互選の結果、副委員長に矢野治男君が就任されておりますので御承知願います。  次に、高原正君から今会期中入院治療中のため欠席する旨、届け出があっておりますので御了承願います。  次に、議員派遣の報告につきましては、お手元に配付のとおり派遣いたしておりますので御了承願います。  次に、監査委員から別紙配付のとおり、例月出納検査並びに定期監査の結果の報告があっております。報告は審議対象ではございませんが、若干の質疑をお受けいたしたいと思います。質疑があれば監査委員または執行部から説明を願うことにいたしておりますので、これより質疑に入ります。ございませんか。清原君。 10 ◯議員(19番 清原 留夫君) 監査委員から監査の結果の報告があっております。4カ月分あっておるようですが、監査委員の指摘事項といいますか、結果報告が一番この報告書の末にあるわけですが、そこで五楽と久保の保育所のことが指摘をされております。これについて執行部なりあるいはその後の取り組みをお尋ねをしたい。  それから、最後の都市計画課公園管理センターの件についても、同じく整備が必要というようなことを指摘を受けておるわけですが、そのことについてどういった取り組みをしてあるのか、するのかをあわせて質問をしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。 11 ◯議長(前田 宏三君) こども政策課長。 12 ◯こども政策課長(結城 昭信君) ただいまの監査委員の指摘事項につきまして御回答申し上げます。  まず、五楽保育所の指摘につきましては、施設の老朽化により保育室の天井にたるみがあるので早急に補修されたいということでございます。これは補修を検討してまいりたいと思います。平成15年の予算として要求してまいりたいというふうに思っております。  それから久保の保育所でございますけども、施設の電気設備の不備により照明灯に支障を来しているので早急に整備されたいということでございます。これも整備を検討してまいりたいと思っております。平成15年の予算として検討していきたいと思っております。  以上でございます。 13 ◯議長(前田 宏三君) 建設部長。 14 ◯建設産業部長(渡  信人君) 天神3丁目の公園の取り扱いについてでございますけれども、この分については太田種鶏場の開発のときに公園緑地として寄附を受けたものでございまして、その後の使い方──形状がJR線沿いに当たりまして幅5メーター程度の非常に形状としては非常に不成形であったということから、公園としての使い勝手がしにくかったという状況であったと思います。ただ、この地域が住宅地としてなっておりますことから、JRとの沿線との緩衝帯としての役目も非常にあるということから、これについては植栽をし緑地帯として整備していきたいというふうに考えておるところでございます。 15 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。豊田君。 16 ◯議員(14番 豊田みどり君) 保育所の監査をされたということでこのような監査報告をされております。子どもたちが毎日生活する場でありますし、こういったことが特に早急な危険性がないということで現場の方ではどんなふうにとらえられていたのかなというのをちょっと思っています。それで、年間に予算化をされるときに申請されるものと、それから緊急に対応されるものとについてはどのような取り扱いをされているのか、こども政策課の方にどのような報告があって緊急とそれから計画的な中長期に振り分けられるのか、その辺の仕組みについてお尋ねします。 17 ◯議長(前田 宏三君) 保健福祉部長心得。 18 ◯保健福祉部長心得(荒川 英雄君) 公的な社会基盤につきましては、大きく分けまして大規模修繕と小規模といいますか使用に耐えない通常の部分の補修がございます。大規模修繕に該当するような今回御指摘を受けているような件につきましては、当然予算化も伴うわけでございますので、それは保育所所長会議を通じまして現場から上がってくる仕組みとなっております。個別の細かい点につきましてはそれぞれの予算要求時におきましてこども政策課と調整いたしまして、予算化に向けて対応してまいりたいと、そのように考えてございます。 19 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですね。内場君。 20 ◯議員(5番 内場 恭子君) 同じく保育所の緊急の対応についてですが、老朽化による天井のたるみ、それから照明器具の不備ということで、やはり保育に支障を来すからこういう監査の指摘があってると思います。これに対する対応が来年度の予算で解決していくということですが、これはもう今からまだ本年終わります3月までに4カ月以上の期間がありますので、すぐ早急な対応をということが一番求められておると思います。そういうことでまた監査委員さんからの指摘があったと考えますが、それについてはどうお考えでしょうか。 21 ◯議長(前田 宏三君) こども政策課長。 22 ◯こども政策課長(結城 昭信君) 今回の監査結果によりまして現状を再度見て回ったわけございますけど、緊急の場合でございましたら、特に生命等危険ある場合ということで判断いたしますと流用等で対応しているわけでございますけど、今回の場合、ある程度の緊急性ということでは新年度の予算の中で、期間的にも近くなっておりますので、検討していきたいなということで考えておるわけでございます。  以上でございます。 23 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですか。納冨君。 24 ◯議員(10番 納冨 育代君) 同じく保育所関係ですけれども鹿部保育所です。この定期監査をされました時点ではもう既にノミの大量発生で鹿部保育所では保育されてない時点での定期監査だと思うのですけれども、それにもかかわらず特に指摘事項なしという監査結果になってるというのがちょっと腑に落ちないんですけれども、どうしてそういう指摘事項がないのか。そしてその監査というのは、そしたらノミが発生した鹿部保育所を監査されたのか、それとも現在園児が入ってますサンコスモの別のそういう場所を監査されたのか、そこら辺も含めてお願いします。 25 ◯議長(前田 宏三君) 監査委員。 26 ◯監査委員(舩越 喜荘君) 納冨議員の質問にお答えいたします。  監査いたしましたのは鹿部保育所のあと、移転したあとの部分、移転というよりも今サンコスモの方に行っておりますんで、あとの状況を確認をさせていただきました。それで、内容については既に委員会等にも報告があっておるようでございますので、特にここの部分として意見は申し上げておりません。  それと、現在この移転先というか仮施設を建設の途上でございますので、そちらの方で今後処置をされるというようなことでございましたので、あえて向こうの不備の問題については指摘いたしておりません。  以上です。 27 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですね。質疑を終結いたします。  次に、議会閉会中の調査事項として付託をしておりましたことについて、各委員長から報告を願います。  まず最初に、総務委員長。                〔納冨議員 登壇、篠崎議員 副委員長席に着席〕 28 ◯総務常任委員長(納冨 育代君) 総務委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました事項について調査の概要の報告をいたします。委員会には、総務部長及び関係課長、参事と係長に出席を求めて審議いたしております。  今期も残り少なくなってきましたので、総務委員会がこの4年間に提案してきましたその後を検証すべく、提言後の取り組みと今後の方針確認も行っております。  初めに総務全般について。まず総務部総務課所管ですが、今回も巡回バスと花いっぱい運動に関しての質疑が活発に交わされました。公共交通のあり方に関する懇話会に公共交通の目的を諮ったところ、市民アンケートでということになり、12月の懇話会でアンケートの中身を検討するとのことです。来年1月から2月ごろにアンケートを実施した後、目的を定め、それに沿った公共交通の方向性の提言を懇話会より受けてから職員の検討委員会で財源等を見ながら協議し決定する。事務局としては実施は平成16年度くらいからと考えているとの説明を受けました。  委員から、市民アンケートは目的を問うだけでなく要望も入れ、できるだけ早く結論を出して実施してほしいとの声があり、アンケートは要望も含めるとの答弁を得ております。  花いっぱい運動については、行政主導より地元の盛り上がりの中で進めたいとする執行部に対し、地元が盛り上がるムードづくりは行政がリードすべき、筵内の菜の花の取り組みも種を収穫するなど発展的につなげていくべきとの委員の意見とは折り合いませんでした。JR沿線の土手を花いっぱいにとの要望も上がりましたが、なかなか道具がそろわないので難しいとのことでありました。  ほかに防災行政無線の行政部分の活用に向けて利用マニュアルをとの意見も出ましたが、これまでどおり課長会で周知する市全体の行事に利用したいとの答弁にとどまっております。  また、個人情報保護制度に係る審議会と審査会は、現在、委員の選考中であるとの報告を受けております。  なお、平成12年3月議会で提出しました審議会等附属機関の会議公開制度の導入を求める決議については、個人情報保護制度が軌道に乗った後に取り組みたいとのこと、そして平成13年3月議会での「個人情報保護条例案策定に向けての留意点の提言」は、提言した事項がほとんど尊重された条例が既に策定されております。  企画課に移ります。まず、物流拠点づくり可能性調査報告書の策定についてですが、プロポーザル方式により決定したランドブレイン株式会社は、全国的に物流の報告書を受注した実績があるとの説明を受けました。
     委員との質疑の中で、この報告書は物流拠点づくりの可能性の有無を探るものではなく、受注業者の責任として、あくまでも可能性を見出すための調査であることが判明しました。そして報告書が出た時点で早急に関係各課のプロジェクトチームや市民が検討する組織を立ち上げて進めたいとのことであります。  個性ある美しい街並みづくり計画については、同じくプロポーザル方式により株式会社環境デザイン機構と9月に契約。現在、有識者3名、市民4名、学校長1名の計8名による計画策定委員会で検討を進めているとのことです。受注した環境デザイン機構は西部清掃工場のアートをデザインした会社であることから、委員よりいろいろと意見も出ましたが、市内で生活している市民の活動を基本にしながら古賀市にしかない自然環境、街路、建築、遺跡、歴史資源等を取り込みながら検討しているとの答弁でありました。この計画は、今後の古賀市にとって重要なポイントになるとの認識から、若手職員の討論が生かされるよう求める意見も委員から出ております。  女性政策では、男女共同参画計画の策定は最後の調整で手間取っておくれたが、12月中に印刷発注をする。ことしの男女共同参画セミナーは、市民公募によるセミナー実行委員会を7月に立ち上げ、地域に出向いての出前講座を4回開催してきた。男性の出席も多いとのことで、最終回のみ中央公民館での講演会を3月に予定しているとのことであります。  6月議会の広域行政調査特別委員会の最終報告にありました合併問題と公共施設の広域利用の取り組みについても確認しました。合併問題は市の広報に2回特集を掲載し、市長と語るまちづくりの中でも話したが、率直に言って市民の方からは合併の声が上がってこない、しかし行政としては今後とも情報収集と調査研究は続けていく。公共施設の広域利用については、図書館とスポーツ施設は福岡都市圏22市町村で、その他の公共施設は宗像地区の研究会に新宮町とともに参加させていただくことになっているとの説明を受けております。  なお、ことしの3月議会に提出しました行政評価制度導入に向けての提言については、7つの提言中公表の点だけはメリット、デメリットを整理してからとのことですが、全体的には提言を尊重して取り組みが進められているようです。今年度第1ステージが終了、その反省を踏まえ第2ステージへの準備中とのことですが、反省点としては、評価する側にも訓練が要る、ぜひ提言にもある外部コンサルタントの研修を受けたいとのことでありました。  人事秘書課所管では、まず公用車の安全運転管理についてです。庁用車管理規則では総務課長が安全運転管理者と定められているのに、現在は前の総務部長が任命されたままになっていること、来年度に管理規則を全部改正するべく財政課と協議中であること、改正の方向としては、保健福祉センターでの車両台数が伸びてきていることから、あちらにも安全運転管理者を置くこと、各課が所有している車は各課の課長が管理責任者となっているが、事故等がふえてきている状況を踏まえ、保険関係は財政課の担当とすること、運転日報等も書きやすい様式に改めること等の説明を受けました。  委員からは、道交法が厳しくなり、安全運転管理者は気持ちを引き締めて運転させる重要な任務があるのでチェック体制をきちんと維持し、模範的な運行・運転管理をしていただきたいとの要望が出ております。  ほかにも旅費規程を実数に近づける方向での見直しを求める意見や、団塊の世代の退職時期を数年後に控え、再任用枠と新規採用枠を定数管理計画のもとできちんと進めてほしいとの声もありました。  また、今年度の職種変更試験についてですが、対応職種は用務員職と給食調理員職とし、一般事務職への異動枠は6名、不合格者は用務員に限っては給食センターまたは保育所の調理員の職につくとの説明を受けております。  次に財政課ですが、まず市民課前ロビーのリンクシャッター取りつけと国保年金課カウンターの増設工事、会計課入り口の変更について図面をもとに説明を受けました。会計課の入り口がロビー側に変わったことで、国保年金課の受け付けカウンター前が広くなりました。  委員からは、ほかにもロビー側の市民相談室の窓ガラスが透明で外から見えるとか、福祉会館のアコーディオンカーテンが壊れたままになっているとか、その他数カ所の指摘がありましたが、現地を確認してできるものからやっていきたいとの答弁を得ております。  以前から何度も問題提起されておりました各種団体への補助金について、会派から視察に行ったという委員から千葉県我孫子市の先進例が話されました。我孫子市では、補助金が既得権化していると市民から批判が出たことから、かなりの時間をかけて見直しをし、平成11年度に市単独の補助金を全部白紙に戻して新しい制度をつくり上げたとのことです。補助金は公募制とし、申請が出たものはすべて検討委員会が審査する、その補助金が認められても交付は最長3年間で白紙となり、延長を希望する団体は公聴会で背景等を説明して継続願いの陳情をする。それで認められても今度は2年間で、その次の再延長は1年間だけというシステムになっている。強い権限を持った検討委員会がすべて決めるが、今のところほとんど苦情もなく非常にスムーズにいっている事例を参考までにと報告されております。  また、市営住宅の入居者資格の一つとして市内在住の保証人を2名求めているが、市内1、市外1でも認めてよいのではとの委員からの指摘がありました。このことは現在検討中であり、問題がなければそれで入れるようにしたいとの答弁を得ております。  また、平成12年9月議会で提言しました市営住宅家賃滞納者への対応についての5項目は、すべて提言どおりに改めた旨の報告を受けました。  なんでもきく課では、7年ぶりに発行される「暮らしの便利帖」についてです。プロポーザル方式で8社の提案があり、5名の広報広聴委員に採点をお願いして凸版印刷に決まった。A4版の大きさだが各課30課分すべてが入っているので、約100ページにもなるとのことであります。制作部数2万5,000部で全戸配布、CDは有料だが価格は未定とのことです。デザインコンペ作品募集の仕様書によりますと、便利帖の使用年数がおおむね3年となっていることに対し、短過ぎるのではないかとの声もありましたが、他の自治体の例でも3年ごとぐらいだからとの課長答弁でありました。  付議事項2点目の市税・年金・保険についてに移ります。市税課よりは10月末現在の市税と国保税の収納状況調べの提出をいつものように受けました。市税は現年度分滞納繰越分ともに前年同期と比較して収納率が低下していますが、国保税の現年度分だけは0.7ポイントアップしております。これは、昨年国保税の収納率が92%にあとわずか及ばなかったばかりに約1,300万円ものペナルティーを課せられたため、ことしは国保税の徴収を重点的に取り組んでいるからとの説明でありました。  長引く日本経済の不況から今年度の市民税は8,000万円程度の減収が予測されますし、また、3年に1度行われる固定資産の評価がえを平成15年に行いますが、家屋の評価がえの仮計算では2億円程度の減収が見込まれるとの説明も受けております。そういう厳しい状況の中、市税課職員は異動や死亡、育児休暇による欠員を臨時職員で対応し戦力が低下しておりますが、徴税は市政運営の根幹であることから、徴税体制の強化について委員より意見が続出しております。  また、市県民税の申告及び所得税の確定申告についてですが、市県民税の申告及び所得税の還付申告のみは2月3日から14日まで、市県民税及び所得税の申告は2月17日から3月17日まで、去年と同じく市役所新館の5階にて受け付けが行われます。  申告に当たり昨年と違う点は、小規模農家に対し国の制度が変わったことから、これまで市税課でしていた農業所得の計算を取りやめ本人が収支計算を行うようになったことと、申告会場の受け付けで国保税と介護保険と国民年金の払い込み証明書を渡していたのが、国民年金は国へ所管がえとなったことから、4月以降の分については領収書で確認しながら申告に当たることになったとの説明がありました。この件については市広報の1月号で市民にお知らせするとのことであります。  国保年金課からは、旧古賀第一病院の判決について報告を受けました。9月24日、詐欺罪に対する福岡地裁の判決は、元専務理事木村角三郎が懲役3年の執行猶予4年、元理事長木村修治が懲役2年6カ月の執行猶予3年でした。判決後、双方に異議申し立てがなく10月8日にこの判決が確定したとのことであります。  それと委員から、改正された医療制度は非常に難しく、高額医療の払い戻し制度の申請方法等の周知を求める意見が出ました。基本的に啓発であり、まず国の啓発文書を全戸配布した、70歳以上の高齢者には受給者証の送付時にわかりやすい文章を同封した。市広報11月号でも医療制度の改正や高額医療費の計算の仕方等をわかりやすく説明した。出前講座でも要望があり2回説明会に出かけた。今後も具体的な問題点を抽出しながら広報での啓発や出前講座は続けていきたいとの答弁でありました。  最後の人口動態については市民課よりいつものように一覧表の提出を受けております。10月末現在の古賀市の総人口は5万6,914名、昨年度比で398名の増、うち外国人は226名で9名の増となっております。  また、住民票コード番号の配達結果の報告も受けました。圧着シールはがきで9月7日までに配達記録郵便で送付したのと、視覚障害者への個別対応を合わせて1万9,920所帯分でしたが、11月26日現在で受け取り拒否57所帯を含め転居先不明等で市役所に保管している分が1,105世帯あるとのことです。10月28日付で異議申し立てが1件出ましたが、棄却されたこともあわせて報告を受けております。  なお、住基ネットシステムは、ウイルス対策として定期的に更新しているとのことでありました。  以上、簡単ではありますが、議会閉会中の総務委員会の報告といたします。 29 ◯議長(前田 宏三君) 若干の質疑を受けたいと思います。これより質疑に入ります。ございませんか。はい、それでは質疑を終結いたします。                    〔正・副委員長 自席に着席〕 30 ◯議長(前田 宏三君) 次に文教厚生委員長。              〔小林議員 登壇、矢野(順)議員 副委員長席に着席〕 31 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 文教厚生委員会に議会閉会中の調査研究事項として付託を受けておりました事項について、調査の概要の報告をいたします。  委員会は11月18、19日に開催しました。調査に際し、市民・教育部長、保健福祉部長心得、関係課長、参事、参事補佐及び関係係長に出席を求め審議しています。  まず、市民部環境課についてです。環境基本計画については3つの分科会、総勢22名でワークショップを開催しているところです。省エネルギービジョンについては業務委託をし基礎調査をしています。策定委員会は12名以内で構成する予定で進めているとのことです。  ごみ減量推進室では、生ごみ処理機購入補助は11月現在36基、生ごみ処理容器は60個購入されています。  委員から、廃プラスチック処理の今後の方向性について質問がなされています。執行部は資源循環型社会ですので、廃プラスチックについても容器包装リサイクル法により回収し処理、すべて燃やすというわけにはいかないと考えている。古賀市、福間、津屋崎、新宮町と足並みをそろえて処理していきたい。早急に結論を出したいとのことでした。  人権・同和政策課では、12月8日に人権を尊重する市民の集いには、神田紅さんを講師に招いて開催するとの報告でした。  次に保健福祉部生活課では、生活保護の状況は8月から10月までで7名、4所帯の増の367所帯となっています。生活保護の相談件数は昨年は1年間で144件でしたが、ことしは7カ月で122件となっています。社会経済状況が安定しない限り減少しないのではないかとのことです。  委員から、生活保護世帯の独居高齢者が亡くなられたときの市の対応について質問がなされたのに対し、執行部は、保護世帯の扶養親族関係直系3親等までは開始前に全部調べており把握しているとのことでした。また、痴呆性高齢者に対しての対応についても、成年後見制度や社会福祉協議会で行っている地域福祉権利擁護、司法書士会によるリーガルサポート制度等組み合わせた形で制度化できないか検討中とのことでした。  健康づくり課では、10月23日にサンコスモ内全体の防火訓練が実施されました。委員からは、子育てサロンの参加状況について質問がありました。サンコスモ和室で開かれている子育てサロンは月2回開催され平均30名の参加者があり、そのうち1回は読み聞かせも導入している。将来的には多世代間交流、相談業務まで含めた子育て支援センターを地域に広げていきたいと考えているとのことです。  隣保館では、委員から、今後の隣保館としての動き方を具体的に聞かせてほしいとの質問がなされました。これに対して執行部は、人権教育、生活相談と福祉を柱にして隣保館事業を立ち上げていきたいと考えていると答えています。  福祉課では、グリーンパークコスモス館」障害者授産品アンテナショップは11月2日オープンしました。「ひびきの里」とネーミングして、喫茶と授産品展示即売をしています。  ほかに、支援費制度についての説明を受けました。15年4月1日から障害者の制度が措置制度から支援費制度に変わるというものです。従来は行政がサービス提供業者を決めてサービス内容を決定していましたが、来年度からは障害のある方が自分でサービスを選択して直接契約する制度となります。制度についての説明会には既に200名参加されているとのことです。  こども政策課では、鹿部保育所のノミ問題から日吉公園内に仮設園舎を建設することとなり、業者も決定し図面も決まりました。11月18日に委員会で現地を視察してまいりました。同じく現在の保育状況も視察しております。委員からも質問が出ていますが、仮設園舎は2年間の予定で、その後新設されることになります。仮設園舎については保育士、地元区長、保護者で数回検討した結果のレイアウトになっているとのことです。  保育所再編計画については募集要項を作成し、民間事業者を15年5月申し込み締め切りの予定で募集し、花鶴保育所は計画どおり16年度、庄保育所は18年度民間委託をスタートさせる。舞の里新設保育所についても古賀、宗像市、糟屋郡、福岡市に住所を有する法人の募集をするとのことです。  学童保育所については、西小学校学童保育所のシロアリ問題では建て替えが必要ではないか、千鳥小学校の学童保育所についても検討していこうと考えているとのことです。  介護保険課では、介護保険の認定者率は10月末12.7%、受給率は81.91%となっています。痴呆性高齢者対策研究委員会は延べ8回開催し、10月16日には支援策等に関する提言が出されています。  第2期介護保険事業計画策定協議会は7回開催しております。このほか、提言についての市の取り組み、現在での状況の説明を受けました。  次に義務教育及び社会教育について。学校教育課では、児童生徒の不登校、10月は小学校で16件、中学校で34件とのことです。この不登校児童生徒については、学校、子どもさん本人あるいは保護者の方との連絡等をしながら、できるだけ学校に出てくるようにという家庭訪問等はなされていますが、結果的にはこういう形の数字で出てきているとのことです。  生涯学習課では、生涯学習の基本計画策定事業、平成16年3月までに策定するという予定で積極的に取り組んでいるとのことです。生涯学習基本計画検討協議会(仮称)を設置する計画とのことです。  青少年総合センター、本年度通学合宿は2カ所実施しました。10月13日から19日まで小野小学校の5、6年生8名の子どもたちが薬王寺公民館を利用しました。11月10日から16日まで古賀西小学校が古賀高校セミナーハウスで4、5、6年生30名が参加しました。子どもたちが自主性、協調性を養うことを目的に実施しています。  委員から、通学合宿実施計画は当初の予定に組み込まれるべきで、10月ごろになってから地域や学校に相談されてもスケジュールがいっぱいで対応できない、早目の対応が必要ではないかとの意見が出されております。  11月16、17日に日野市と茨城県古河市を本委員会で視察してまいりました。両市ともISO14001を取得しています。日野市の場合は都市計画マスタープランにしても、その他のプランすべてが環境基本計画を基本に策定されています。古河市の場合は電動自転車の導入で二酸化炭素の排出量が減ったとのことです。  両市とも、ふるさとを大事にするふるさとをよく考えて種々工夫をされている態度があふれていたと思います。  以上で本委員会に付託を受けておりました議会閉会中調査研究の結果の概要の報告を終わります。 32 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。篠崎君。 33 ◯議員(13番 篠崎 秀人君) 隣保館のことについてお尋ねします。地対財特法がことしの3月いっぱいで切れるということはわかっておったわけですけど、もう既に八、九カ月経過しております。その中で今委員長の報告では、まだ内容が定まってないような状況です。これは市民のコミュニティーの場としてていうことは概略のあれは受けておりましたけど、その中身についてもっと詳しく説明があっておればお願いしたいと思います。  もう1点ですが定数要求について。これも地対財特法が切れまして、今までは定数要求という形であっておったのが、これは何か今後は改善したいという今まで教育長の答弁があっておりましたが、そのことについて委員会で審議があったのかどうかお尋ねします。 34 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 35 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 篠崎議員の御質問にお答えいたします。  隣保館につきましては、当委員会でも早くもっと対策を進めるべきではないかという意見は出ますが、執行部としても今のところ地域住民の方々とも相談しながら進めているという説明でございます。  それから、定数要求については今回説明も受けておりませんですし、本委員会でも審議はいたしておりません。 36 ◯議長(前田 宏三君) 清原君。 37 ◯議員(19番 清原 留夫君) まず、鹿部保育所を何か現地を視察をしたというようなことで、建て替えは今着々と進んどるようですが、現地調査をされてノミが発生をし4カ月有余過ぎておるわけです。非常にこう早く私は正常に戻ったがいいんじゃがというふうに思っとるんですが、視察をされて感じといいますか、あるいはそういったことについて何か気づいた点があっとるんやないかなというふうに思いますがいかがでしょうか。何かありましたらお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、2点目は介護保険の見直しがいよいよ3年ということで来年4月から新しく保険料が認定されてくるということになると。新聞報道等には福岡県の広域行政72の広域行政の保険料のアップのおおよその見通し、あるいは国も若干出したようですが、我が古賀市もやはりこうもうぼちぼちということに私はなるんやないかと。そこの進捗状況をどうなっとるのか、もっと具体的にちょっと、もし委員会で質疑があっておればお聞かせ願いたい。それが2点目です。  それから最後3点目は、学校教育のことについて不登校の児童生徒、小学校で16ですか、中学で34名、計50名ということになるわけです。これは私は大変な数字だなというふうに今委員長の報告で驚くような結果ですが、これの具体的に対策をせんと非常にこう今日はふえとるんやないかというふうに私は感じるんです。だからそこの原因ですね、そういったことがもし委員会でいろいろ論議されあるいは今後見通しがあるとするなら、そこの辺もっと詳しく説明願いたいと思いますが、いかがでしょうか。 38 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 39 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 清原議員の御質問にお答えいたします。鹿部保育所、介護保険見直し、不登校の問題とありまして答弁が漏れるかもしれませんが、そのときはまた御指摘をお願いいたしたいと思います。  鹿部保育所を視察に行きまして、まず、現在サンコスモの中で保育されている状況を見てまいりました。その感想としては、サンコスモの中には高齢者の方々も来られておりますし、いろんな人とすれ違ったりするということで、子どもたちが生き生きしているというか、あいさつができなかった子どもたちもあいさつができるようになったというような話を聞いてまいりました。  それからノミの発生の件につきましては、建て替えるということですので、建て替える予定地を重点的に見まして、図面等も見させていただきまして、どのように園舎がプレハブですけど建つのかということを中心に聞いております。地域の方々もその話し合いに加わってそのような図面ができたと伺っております。  それから介護保険の見直しですが、これは提言もしておりますので割合と時間を割きまして説明を受けております。金額につきましてはどれくらい上がるかという具体的な数字は聞いておりませんけれど、古賀市の場合は単独でしておりまして、そう大幅に上がることはないのではないかというような説明でございます。  それから不登校につきましても、委員の中からも今清原議員が言われたように大変な問題ではないか、古賀は特別多いのではないかというような質問が出ましたけれど、他の自治体の数字等もあわせ出してもらって検討いたしました。そうしたところが、古賀市の場合は割合と数的には少ない状況でした。それは執行部の説明によりますと、中学校は3校とも専門員を配置しているせいではないかというような説明も受けました。 40 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。内場君。 41 ◯議員(5番 内場 恭子君) 済みません。3点御質問いたします。  まず、隣保館の問題についてですが、同僚議員の方から御質問がありましたように隣保館の活用についてということで、地対財特法の期限切れでことし法が変わっております、利用方法を変えられておりますので、これについては具体的な方法を検討されるということでありましたが、この検討が大体もう約8カ月ぐらいされておる状況で、来年の4月に向けて具体的にどういうふうな時期に利用方法等が出てくるのかっていうふうなことがわかっておりましたらその点を1つ。  それからもう1点は、学校それから保育所それから学童保育所等の子どもに関する施設チェックということの問題で、先ほども監査委員の方からも指摘もありましたように保育所等の備品それから施設の問題、それからほかにも学校等の施設的な問題等について、今まで点検を行うということでやっていただいておりますが、それについても大きな問題はなかったのか。また、あるとすれば保育所等でそういう天井等の問題があるそれからシロアリの問題が、学童保育所で問題があるということが出てくることに対しての執行部の対応としてはどういうふうなことを考えられ、また文教厚生委員の方としては、子どもたちを守るという点からどういう質疑があったのかという点。  それから、ごみの減量という点について、今西部清掃工場の稼働が目前に控えられた状況での委員会であったかと思いますので、これについてじん芥処理組合に関することですが、西部清掃工場稼働についてのごみ問題について何か質疑がありましたのか。それから廃プラの問題につきまして、他市町村と足並みを合わせるようなことを執行部の方から発言があったということですが、これについてはどういう形で文教厚生委員の方としてはごみ減量を進めていかれるようなお考えを持った質疑があったのかについてお願いいたします。 42 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 43 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 内場議員の御質問についてお答えいたします。  まず、隣保館についてどんな具体的な説明があったかというような御質問だったのではないかと思いますが、具体的な一つ一つのことについてはまだ説明を受けておりません。それで、もっともっと掘り下げて具体的に検討していくのだというような説明を受けたところでございます。  それから、学校、保育所、学童保育所の施設的問題チェックということですが、なるたけ市内の全施設を視察に行きたいと文教厚生委員でも心がけてはおりましたが、全箇所を回れておりません。  それから、鹿部保育所のノミの問題とかそれから西小学校の学童保育所のシロアリの問題にしましても、執行部に対しての意見としては、施設管理の面でもうちょっと目を光らせる必要があるのではないかと、建てただけでそのまんま管理の目を届かせていなかったのではないかというような厳しい意見が出されております。  それから、西部清掃工場の稼働についてのごみ問題ということでは特別意見は出ていなかったんですが、先ほど報告しました廃プラスチックに関しましては廃プラスチックを資源循環させるために処理をするのと、それと清掃工場に搬入して燃やすのとでは経費的にはどうなのかとか、それからどのように市は考えているのかというような質問でございました。それで市としては、資源循環型社会に移行していってるわけですので、なるたけ燃やさないで容器包装リサイクル法にのっとった処理ができないかということを研究し、そして西部清掃工場を共有してる自治体間で話し合いを進め、同じ歩調で処理をしようという回答でございました。 44 ◯議長(前田 宏三君) 内場君。 45 ◯議員(5番 内場 恭子君) まず隣保館の利用についてですが、具体的な方法を検討していただいてるということは非常にうれしいことなんですが、ただ余りにも、来年の4月から利用を開始される、また市民のために使われるとしましても、もう検討期間を1年間過ぎた段階になると思います。この1年間を有効利用するということを考えますと、もっと早くに具体的な市民全体の福祉のために役立つ隣保館としての利用ということを具体的に打ち出していただきたい。そういうことをまた具体的に委員の方に示していただくことをより推進、促進していただきたいということを職員の方に求めていただきたいということでお願いいたします。  それから学童保育所、保育所の施設等、子どもたちに関するものの公共施設等のチェックということでは、私文教厚生委員さんの方に全員直接見に行っていただくことを求めるばかりではありません。ぜひこれは市の職員またはそこに働いていらっしゃる方々が直接市の職員と十分な交流をしてそして意見を上げて、まず子どもたちそれから学校の児童生徒たちの健康と安全を守るためのチェック機能を働かせていただくようにということで、文教厚生委員の方が厳しいチェックを職員に要求していただきたいということをお願いしたいと思います。  それと、ごみの問題につきましては特に具体的にごみ問題にはなかったということですが、廃プラの問題ではほかの自治体と歩調を合わせるということであれば、文教厚生委員たちも御心配されているのは、古賀市がせっかく行っているいろんなリサイクル、分別の方法が変わっていくのではないかというふうな御心配をされて質問していただいているだろうと思いますので、ぜひ低きに流れずより推進していただくということでそういう質疑があったかという点を御質問しましたので、ぜひこれも推進を進めると、分別を進める、減量を進めるという立場でやっていただきたいということでお願いいたします。 46 ◯議長(前田 宏三君) はい次、豊田君。 47 ◯議員(14番 豊田みどり君) 1点だけお尋ねします。学童保育所のことにつきまして前回もお尋ねしました。先ほどの報告では西小は建て替えの意見もあるとか、それから千鳥小では検討ということで、議員からの方の意見を言われたと思います。学童保育所のもし執行部から何か今後の計画について説明がありましたらお聞かせください。 48 ◯議長(前田 宏三君) 文教厚生委員長。 49 ◯文教厚生常任委員長(小林 祥子君) 豊田議員の御質問にお答えいたします。先ほど報告しましたのは執行部の答えでございます。 50 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですね。はい、質疑を終結いたします。                    〔正・副委員長 自席に着席〕 51 ◯議長(前田 宏三君) 次に建設産業委員長。                〔小山議員 登壇、渡議員 副委員長席に着席〕 52 ◯建設産業常任委員長(小山 利幸君) 建設産業委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました事項について、調査概要の報告をいたします。  調査に当たりましては建設産業部長、上下水道部長、商工振興室長、関係課長、補佐、参事、係長の出席を求め11月15日委員会を開き審査を行いました。  上下水道部下水道課所管の補助公共下水道事業久保汚水管渠工事、鹿部土地区画整理事業関連の2工区、古賀終末処理場機械設備更新と電気設備更新工事を行っております。  市単独公共下水道工事としては、花見東、花見南、千鳥、久保地区の面整備として15工区に分けて工事が進められています。  公共下水道工事については計画に沿って順調に進んでいるとの報告を受けております。  農業集落排水事業の小山田地区については汚水管渠工事はほぼ完了し、処理施設、水槽工事に着工し、来年度建築工事を発注する予定で進んでいるとの報告を得ております。  次に筵内久保地区につきましては汚水管渠工事8工区を実施しており、今年度工事としてさらに9工区実施を計画しており、14年度事業の進捗は計画どおりに進んでいるとの報告を受けております。
     次に水道課浄水場所管事業については、工事の進捗状況は計画どおり進んでおります。  主な内容として、業務委託として給配水管の漏水調査、古賀市送配水管布設がえ工事実施設計委託及び市単独工事として配水管布設工事7工区、汚水管渠工事に伴う受託工事として7工区について実施がなされております。  浄水場での主な工事は、浄水場計器点検等の整備は計画的に進んでいるとの報告を受けております。  また、水源の状況については古賀ダムの水位は77.5メートル、有効貯水量は29万8,750トン、貯水率は32.5%となっております。水道企業団からの給水は30%カット、11月25日からは40%カットになる予定となっているとの報告を得ております。  委員から、古賀市の今後の見通しについてはどうか、渇水対策について考えているのかとの質問に対し、状況的には悪くない、節水の呼びかけはしていくことにしている、さらに状況が悪くなれば、大口使用者に節水を呼びかけていくなどの対策を講ずることで対応できると考えているとの答弁を得ております。  建設産業部都市計画課所管では、都市計画道路新宮古賀線の進捗状況について10月21日古賀市、県土木、県都市計画課との三者で協議を行っております。この中で、今後の進め方として、警察、県農政課及び河川課との協議が今後必要であると三者で確認をしておるとのことでございます。  さらに、町川原交差点、京田馬渡線交差点の交通量解析が必要なことから、調査の発注準備を進めているとの報告を得ております。  委員から、路線変更が生じることから着工がおくれている、関係機関との協議を進めて早期に着工できるよう強く要望が出されております。  さらに、鹿部土地区画整理事業の進捗状況の説明に対して、委員から、保留地の分譲が15年末には予定されているということであるが、その前に住居表示をすべきではないかとの質問がありました。  執行部からは、本年度中に住居表示の委員会の立ち上げについて区画整理組合と打合せを行っているとの答弁を得ております。  建設課所管では、県道、国道改良工事の進捗状況に対して委員から、国道3号線の6車線化工事と流交差点の立体化工事は計画どおり進んでいると思うが、最近朝夕の渋滞がひどくなっている。また、495号線花見交差点についても、物件補償など前倒しをしてでも早く完成させるよう働きかけるよう努力するよう強く求めております。  次に、都市計画道路牟田栗原線、中川熊鶴線は14年度の完成予定で進めておりましたが、両路線とも年度内完成は困難な状況になったとの報告を受けております。  まず中川熊鶴線については委託契約の変更ということで今議会の議案となっておりますので割愛させていただきますが、牟田栗原線につきましては文化財の発掘と物件移転のおくれから完成がおくれるとの報告を受けております。  これにつきましても委員から、重要な縦の幹線でもあり、努力してできるだけ早く完成するようにという要望が出されております。  次に、古賀市交通バリアフリー基本構想についての概要の説明を受けています。委員から、基本構想は10年間の構想であり、これに対する実施計画は必要と思うができているのかとの質問に対し、執行部では早急に作成したいとの答弁を得ております。  次にグリーンパーク2期工事ユニバーサルセンター建設については、民間企業の提案型による設計を行い発注を建設課で行っていることから、建設産業委員会で報告を受け審議をいたしております。  ユニバーサルセンターは、リーディングプロジェクト事業の中で進められております。16億円の予算枠の中で最高の施設をつくり上げていくためプロポーザル方式で業者選定を行うことになっております。経営事項が1,300点以上のゼネコンに対し公募を行い、設計概要と工事費を示し提案をさせております。  提出期限を10月24日、25日の2日間として募集を行った結果、14社の応募があり、審査については古賀市ユニバーサルセンター建設事業公募プロポーザル審査委員会設置要綱を定め、委員9名を選定し、業者から提出された提案書の内容審査を11月14日に第1次審査会を行い、14社から5社に絞っております。今後さらにヒアリング等を行って1社に選定することになっています。設計を発注する段階には管理運営者の決定を行い、設計の中に管理面からランニングコストや利用しやすさなどの意見を反映し、15年11月までには設計を仕上げ、契約案件として議会に提案したいとの考えであるとの報告を受けております。  これに対していろいろな質疑を行っておるところでございます。建設課への提言につきましては各建設課の管理係、土木1係、2係非常に繰り越しが最近ふえてまいっております。そういったことから特に委員会としては繰り越しが少なくなるよう努力されることを建設課に対して求めておるところでございます。  次に産業振興課所管の商店街活性化委員会の取り組みについて、新町、栄町のイベントが4月、8月に続いて11月23日に予定されています。今回のイベントは地元商店主の自主的な取り組みが見られ、地元の盛り上がりが感じられますとのことです。また、12月23日チャリティーコンサート、これはクリスマスイブ市民祭として憩いの広場で計画されており、2回、3回と続けていこうとの意気込みで今回計画が進められているとの報告を受けております。  農林振興については、農業委員会、農区長会で調査研究が行われ、問題提起されてきた機械利用組合に対する支援については、古賀市農業振興事業補助金交付要綱が9月3日公布されています。対象事業は農業機械導入事業、生産管理用施設新設事業の2事業に対し、補助率は事業に要する経費の30%以内、最高300万円を限度として実施されることになっております。  農林土木では県営ため池整備事業などため池改良事業、市単独事業として農道、水路改良事業など農林業関係改良事業の工事を進めております。  委員から、農林業関連の工事は水利の関係等時期的な制約もあるので、時期を失しないよう工事を進め、繰り越しが少なくなるよう努力されるよう要望しています。  最後にダイエー千鳥店跡についての報告を受けております。イオングループのホームワイドがメーン店舗で6,000平米、同じくイオングループのマックスバリューが2,000平米として12月10日オープンを予定しているとの報告を受けております。  委員から、24時間営業に対して、行政として少年非行の問題、交通、騒音など市民の意見を聞きながら、企業のモラルが高まるように定期的に接触の機会を持って、環境が悪化しないよう配慮されるよう強く求めております。  最後に日本食品のその後についての報告を受けております。更生手続の開始決定の8月30日に社員、パート全員解雇となり、9月2日再雇用され、人員は全社で職員122名、パート45名の167名、古賀工場の分につきましては職員30名、パート40名となっております。現在再生計画を作成しており、生産量も徐々に増加しており、再生に向けて努力している。商工振興室長よりの報告を受けております。  以上、簡単ですが報告を終わります。 53 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入ります。矢野順治君。 54 ◯議員(18番 矢野 順治君) 2点ほど質問したいと思います。  小山田の集落排水整備事業ですが、これは各地域でその後の工事もあっておりますが、その中で処理場の建設について、土地問題とかあるいは周囲の方々の反応とかそういったものがスムーズにいっているのか。それが1点と、それからもう1つは、水道水の30%カットですか、これについて委員会のやり取りの中で執行部に危機感があるのかないのか。この水については雨水利用ということが昔から言われております。そういったものが議論に出たのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。 55 ◯議長(前田 宏三君) 建設産業委員長。 56 ◯建設産業常任委員長(小山 利幸君) 矢野議員の御質問にお答えいたします。  小山田地区の農業集落排水の処理場の施設に対して周辺からの議論が出たかということなんですけども、余りそういった問題は聞いてはおりませんけれども、今回の委員会の中では、今水槽を底に掘りますもんですから、それに対しては周辺の上水に井戸水に影響が出ないように十分注意して工事を進めてくれというような要望は出ております。  それから水道の30%カットにつきましては、執行部に危機感があったかどうかということでございますが、内心では決してなかったわけではないと思うんですけども、古賀市の場合には水道水の取水の方式といいますか、これが幸いにしてこの時期が農業用水がもう不要になってくるという時期でもございますし、そういったことから余り水道課の職員としても深刻にとらえるという状況ではなかったと判断をいたしております。  それから、雨水利用については今回の審議の中では出ておりません。  以上です。 57 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですか。田中君。 58 ◯議員(17番 田中 邦穗君) ホームワイドのオープンの関係でちょっとお尋ねをいたします。12月10日がオープンということで、本日がオープンだと思いますが、周辺の舞の里3丁目の皆さんがいろいろ24時間営業あるいは騒音防止あるいは非行防止、そういうことで要望が出されたやに聞いております、具体的には承知いたしておりませんが。そのことに対してホームワイドさんの方から具体的にどのような対応というか施策なりこういうことをやりますということについての対応があったのか、もし委員会で質疑されて具体的な何か論議がありましたらお聞かせいただきたいと思います。 59 ◯議長(前田 宏三君) 建設産業委員長。 60 ◯建設産業常任委員長(小山 利幸君) 今さっき報告をしましたように、質疑の中で周辺住民の方々との地域懇談会といいますか地域説明会といいますかね、そういったものは開かれてきたというような報告は受けております。委員会の中では先ほど報告しましたように、いわゆる騒音だとかそういった心配がやっぱりあるということから、執行部としてはホームワイドの方と定期的な会合を持って、そういった周辺の苦情といいますか声というものをやはり十分入れてそして先方につないでいくという役割をしっかりやってくれということでのお願いはしたところでございます。  以上です。 61 ◯議長(前田 宏三君) よろしいですね。はい、質疑を終結いたします。                    〔正・副委員長 自席に着席〕 62 ◯議長(前田 宏三君) これをもちまして各委員長の報告を終わります。  以上で諸報告を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。正面の時計の10時50分に御参集願います。                        午前10時35分休憩             ………………………………………………………………………………                        午前10時50分再開                        〔出席議員18名〕 63 ◯議長(前田 宏三君) 休憩中に引き続き会議を再開いたします。  これより議案審議に入ります。             ────────────・────・────────────    日程第5.第86号議案 古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 64 ◯議長(前田 宏三君) 日程第5、第86号議案古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 65 ◯市長(中村 隆象君) 第86号議案古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について提案内容の説明をいたします。  地方税法の一部を改正する法律が平成15年1月1日より施行されることに伴い、国民健康保険税の課税方法において所得割額の算定に対し変更が生じましたので、古賀市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。  細部につきましては国保年金課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 66 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を国保年金課長。 67 ◯国保年金課長(藤井 拓治君) 第86号議案の詳細説明をいたします。  今回の改正は地方税法の改正が行われ、その改正の主たる部分は、国民健康保険の課税方法について、上場株式などを証券業者などを通じ譲渡した際損失が生じた場合に、国民健康保険税の課税の方法で所得割額や70歳以上の一般被保険者について一定以上の所得者としての算定に際し、その損失金額についてその年に控除し切れない場合について、翌年より3カ年にわたって株式などに係る譲渡所得から控除できるとするものであります。中身につきましては新旧対照表を御参照ください。  第14条、国民健康保険税に関する申告についての項目でございます。現行の条例は、国保被保険者に対し4月15日までに本人及びその所得者に対し、市長が必要とする事項を記載した申請書の提出義務を課しております。ただし、それらの者が市町村民税の申告をしている場合についてはこの限りではないという中身でございます。  この条例の中、中段のただし書き以降について、その内容が地方税法の改正により地方税法第317条の2第1項ただし書きと同じ内容になるということでございますんで、今回はその文章を整理するものでございます。基本的に内容については変わっておりません。  次のページをお願いします。今回主たる部分はこれでございます。現行附則に第1項から8項まである中、第6項以降を引き下げ、上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除等に係る国民健康保険税の課税の特例を新たに第6項として挿入するものでございます。その内容につきましては先ほど言いました中身でございます。  その下にお願いします。現行附則第6項が改正では第7項になるということでございますんで、条文中「前項」とあるものを「第5項」と変更するものでございます。  なお、施行期日につきましては平成15年1月1日からといたしております。  適用区分としまして、改正後の古賀市国民健康保険税条例の規定は平成16年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、平成15年度分までの国民健康保険税についてはなお従前の例によるといたしております。御審議のほどよろしくお願いいたします。 68 ◯議長(前田 宏三君) 本案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。ございませんか。大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第86号議案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第86号議案は12月16日以降の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第6.第87号議案 古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について 70 ◯議長(前田 宏三君) 日程第6、第87号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 71 ◯市長(中村 隆象君) 第87号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について提案内容の説明をいたします。  水質汚濁防止法施行令の一部を改正する政令が施行され、下水道法施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴いまして、古賀市下水道条例の排水基準に関する項目の一部を改正いたすものでございます。  細部につきましては下水道課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 72 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を下水道課長。 73 ◯下水道課長(後藤 光男君) 第87号議案の細部説明をいたします。  今回の条例改正の主な内容といたしましては、水質汚濁防止法施行令の一部が改正され、下水道法施行令の一部改正も施行されたことに伴いまして、排出基準に係る水質項目の追加と規制値の変更を行うものです。  なお、詳細につきましては議案書の次に参考資料として添付しております下水道条例の新旧対照条文により改正内容を説明いたします。  まず改正の1点目といたしましては、参考資料1枚目の新旧対照条文改正案に第8条第1項に特定事業場からの下水排除の制限項目に第1号として「アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量が1リットルにつき380ミリグラム未満」を追加いたしまして、現行条例の第1号から第4号までをそれぞれ1号繰り下げるものでございます。  また改正案の同条第2項第1号に、前項第1号に係る水質項目の追加に伴いまして当該公共下水道からの放流水に係る公共水域──河川及び海域でございますが、直接排除された場合を想定したとき、水質汚濁防止法の規定による環境省令または福岡県条例に定めた排出基準が前項第1号の基準値より緩やかな場合はその数値が適用される項目を追加するものでございます。  同条第2号につきましては、前号が追加されましたことに伴い1号繰り下げるものです。  次に2点目の改正といたしましては、公共下水道に接続して排除する場合において、第10条で規定いたしております水質基準を超えたときにおいては除害施設等を設け必要な措置を行った後排除する規定を講じているものですが、今回、3項目の物質追加と規制値及び名称の変更を行うものです。  詳細につきましては参考資料2枚目の中段より説明いたします。  第10条の第9号の現行「ポリクロリネイテッドビフェニル」、別名PCBでございますが、これの名称が変わったことに伴い「ポリ塩化ビフェニル」改め、第25号に「ほう素及びその化合物1リットルにつきほう素10ミリグラム以下」を追加し、現行第31号の「フッ素化合物1リットルにつきフッ素15ミリグラム以下」を第26号に改め、名称も「ふっ素及びその化合物」とし、「1リットルにつきふっ素8ミリグラム以下」と規制値の変更を行い、現行第25号から30号までをそれぞれ2号繰り下げ、参考資料3枚目の第33号に「ダイオキシン類1リットルにつき10ピコグラム以下」と第35号に「アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量1リットルにつき380ミリグラム未満」の追加を行い、32号を2号繰り下げ、33号から37号までをそれぞれ各3号繰り下げるものです。  以上、簡単でございますが説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 74 ◯議長(前田 宏三君) 本案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。ございませんか。大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第87号議案の質疑、討論、採決は、12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第87号議案は12月16日以降の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第7.第88号議案 古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について 76 ◯議長(前田 宏三君) 日程第7、第88号議案古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。
                        〔市長 中村隆象君登壇〕 77 ◯市長(中村 隆象君) 第88号議案古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について提案内容の説明をいたします。  水道法の一部を改正する法律が公布され、平成14年4月1日から施行されたことに伴い、貯水槽水道の管理に関し市及び設置者に対する責任の明確化が図られたことにより、古賀市水道事業給水条例の一部を改正する必要が生じましたので、同条例の一部を改正するものでございます。  細部につきましては水道課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 78 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を水道課長。 79 ◯水道課長(小田 賢二君) 細部について御説明いたします。  これまで法の規制を受けなかった貯水槽容量10立方メートル以下の小規模貯水槽についても簡易専用水道、貯水槽容量10立方メートル以上と同様な管理の充実を図ろうとするもので、水道事業者──これは市になりますけども、水道事業者と貯水槽設置者の責任を明確にするものであります。  改正内容でございますけども、目次中「第6章補則」を「第7章」に改め、第6章に貯水槽水道の条項を追加するもので、まず市の責務といたしまして第39条の2で、市長は、貯水槽水道の管理に関し貯水槽水道の設置者に対し指導、助言及び勧告を行うことができるものとし、第2項では、市長は、貯水槽水道の利用者に対し、貯水槽水道の管理に関する情報提供を行うものとするものであります。  また設置者の責務として第39条の3で、簡易専用水道の設置者に対し、法第34条の2項の規定に基づくその貯水槽水道を管理、及びその管理の状況に関する検査を受けなければならないとし、第2項で簡易専用水道以外の貯水槽水道の設置者に対し、貯水槽水道の管理状況に関する検査を行うよう努めなければならないと規定し、管理強化を図るものであります。  附則といたしまして、この条例は平成15年4月1日から施行いたすものであります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 80 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入りますが、本案は後ほど建設産業委員会に付託いたしたいと思っておりますので、その旨御承知の上質疑をお受けしたいと思います。これより質疑に入ります。納冨君。 81 ◯議員(10番 納冨 育代君) この条例改正は、先ほど課長や市長もありましたように去年水道法が改正されたことに伴う改正ですけれども、あの水道法というのは水道法の改正ていうのは、これまで野放しであった10立方メートル以下の小型貯水槽も管理の対象に、規制対象にするということが大きな眼目でした。それで、今回地方分権時代に合わせて国はそういうふうに法は改正したけどたしかモデル案、いつも大体法を変えたらモデル案を出すんですけども、モデル案を出さなかったと聞いたので、私は住民の側に立った条例改正をしてほしいと思って6月議会でこのことを取り上げて一般質問をしたんですけれども、市長の所信表明にもきょうありましたけど、地方分権を推進して住民に優しい自治体ということを言われてましたが、今回のこの改正は、多分国は出さなかったけれどもその後日本水道協会かなんかがちょっとモデル案のようなのを出したと聞いてるんですけれども、そういう条例文の丸写しではないのか、古賀市としてきちっとそういう点を住民側に立った条例改正しようということで押さえられたのか、モデル案を丸写しでなくて古賀としてはどういうところを変えたのかというところをお尋ねします。 82 ◯議長(前田 宏三君) 水道課長。 83 ◯水道課長(小田 賢二君) 条文につきましてはさほど変わっておりませんけども、これに伴います規程そういう面で利用者の安全を確保してあるというふうに考えております。その規程につきましては現在検討中でございます。 84 ◯議長(前田 宏三君) 納冨君。 85 ◯議員(10番 納冨 育代君) 規程は議会の目を通らないので私としては何とも指摘しようがないので厳しい規程にしてくれと、そこの分は言うしかないんですけれども、やはり条例の中でももう少しきちんと住民の立場に立った条文にしてほしかったと思うのです。それで、小型貯水槽も規制の対象にした、国がしたのはなぜかといいますと、水道に起因する感染症の集団発生がいろいろ多くなってきてることを踏まえて、水道水の安全性の向上を図るために小型貯水槽も規制対象にしたということなんですけれども、この条例で言うそしたら簡易水道、簡易専用水道というのが何カ所あって、そして要するに義務じゃなくて水質検査を義務づけないいわゆる努力義務程度であるあとの貯水槽水道、その他の貯水槽水道の設置者というのは何カ所あるのかという点をお尋ねします。 86 ◯議長(前田 宏三君) 水道課長。 87 ◯水道課長(小田 賢二君) 6月議会の折に一応報告はいたしておりました。現在では簡易専用水道が101カ所、それから小規模貯水槽が60カ所、小規模貯水槽は6月時点では62カ所となっておりましたけども、3階建ての小規模貯水槽、これ状況によっては異なりますけども、できるだけ直圧に変えていただくということで60カ所、2カ所減っております。  以上でございます。 88 ◯議長(前田 宏三君) 納冨君。 89 ◯議員(10番 納冨 育代君) その専用水道以外の60カ所ですかね、要するに検査を義務づけないで努力義務でしかないのが60カ所です。それは60カ所というのはその設置者といいますか、マンションの大家さんのような人が60人いるということですけど、そこに住んでる市民の数はそれの何十倍あるわけです。その市民の水質の安全を図りたいという視点から私今は質問してるんですけれども、大体、先進的な自治体では清掃とか定期的な水質検査を条例で義務づけているところもあるので、私としてはそういうものを期待して6月に一般質問をしたわけですけれども、これの内容では私の一般質問した意味がほとんどない条例になってるとしか思わざるを得んのです。  それで、大体今回は法改正によって水道事業体、要するに市が貯水槽にどれぐらい責任を持つかみずから決めることができるわけですから、せっかく地方分権、地方主権と言われてるそれを発揮する機会だったから、もっときちっと市が責任を持ってやれるような条例にしてほしかったということです。設置者の義務が要するに努力義務ではその部分は今までと全然変わらないわけです。そしたら具体的にお尋ねしますけれども、入居者から貯水槽の汚れについて問い合わせがあった場合に、この条例だったら一体市はどういうふうに対応できるのでしょうか。 90 ◯議長(前田 宏三君) 上下水道部長。 91 ◯上下水道部長(古森 重孝君) 先ほどからいわゆる権限の強化、水道法の改正によって水道事業者が条例なりそういうもので利用者に対する安全性を規定しているということでございますが、これは先ほど条例ではこういう努力義務規定で規定いたしまして、先ほども課長が申しますように4月1日以降の施行規程これによって実施していきます。ですから清掃関係あるいは定期的に水槽の掃除を1年ごとに1回する、あるいは定期的に行う、あるいは水槽の汚水でありますとか汚物でありますとか有害物そういうものを防止していく、あるいは水の色、濁り、においそういうものを認めたときはきちっと検査を受けるというふうなことを規程の中で明確に規定して、それを設置者に周知して、そして4月以降、15年の4月以降徹底させていくということでございます。  ですから、条文ではそういうふうな義務規定であるわけです。これはあくまでも私ども水道事業者は衛生行政ではございません、これは6月の議会でも申し上げましたように規制を対象にやるものでございません。あくまでも水質の規制はいわゆる行政、衛生行政、保健所ですね。福岡県でございますと粕屋保健所が所管いたしておりますけども、あくまでも福岡の衛生行政の所管であることは間違いないわけでございます。  ただ懸念されますように、今までは水道事業者、簡易専用水道の10トンにつきましてはあくまでも検査するように53年に水道法の改正が行われまして、水道事業者が容易に検査するようになっておりましたけれども、それ以下10トン以下については今言われるように総称として貯水槽水道という名称が今回入りまして、それについても水道事業者は利用者のために情報提供をしなければならないということの法の改正なり供給規程の中であるいは情報提供規程の中で4月1日以降、15年の4月1日以降定めまして徹底をさせていくと。  ですからそのためには今回12月に条例のまず議決をいただいて、そしてあと3カ月ございますので、ホームページで情報提供の検索項目の計画でありますとか結果でありますとかそういうものをきちっと整備してホームページなりあるいは閲覧の規程、いろいろこの水道法の改正は業務の内容、決算、予算そういう整備計画、そういうものも含めた情報提供の規程もあるわけでございまして、そういうものも整備しながら15年の4月以降に規程としてやっていくということでございますので、今回は条例としての大まかな努力義務規定、あくまでも衛生行政ではございませんので助言、勧告こういうこともある程度限度があるわけでございます、あくまでも水道事業者としては。だけども衛生行政と連携をとっていきながら十分その辺の情報提供していって、それが安全な水であるのかどうかということは設置者もこのことを認識しなければならないし、水道事業者も情報提供しながらきちっと今言われます60人以下で何百人の何千人の方がその水を使ってありますから、その辺の責任の中で情報提供していかなければならないということをやっていくための基本的な条文でございます。  以上でございます。 92 ◯議長(前田 宏三君) 納冨君。 93 ◯議員(10番 納冨 育代君) それじゃ最後にします。情報提供だけじゃなくて市は指導、助言、勧告を行うことができるというふうにしてありますが、この勧告というのは多分強制力を伴わない勧告だろうと思うのでそこが非常に心もとないというか、私としては不満な部分なんですが、要望としては、それじゃせっかく地方分権の時代にふさわしい条例なり、条例はもうこれなんだから仕方がないですが、規程のところで、少なくとも糟屋地区一律というようなものにならない市独自の強化されたそういう規程になっていくことを要望いたしまして質問を終わります。 94 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第88号議案につきましては、会議規則第39条の規定により建設産業委員会に付託いたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第88号議案は建設産業委員会に付託することに決定いたしました。  委員長におかれましては最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・────────────    日程第8.第89号議案 平成14年度古賀市一般会計補正予算(第5号)について         第90号議案 平成14年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について         第91号議案 平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について         第92号議案 平成14年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について         第93号議案 平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について 96 ◯議長(前田 宏三君) 日程第8、第89号議案平成14年度古賀市一般会計補正予算(第5号)についてほか第93号議案までの4議案は、いずれも平成14年度の補正予算であり、一括上程し議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 97 ◯市長(中村 隆象君) 第89号議案から第93号議案までの平成14年度古賀市一般会計及び特別会計の国民健康保険、公共下水道事業、介護保険、農業集落排水事業の補正予算について概要の説明をいたします。  まず、第89号議案の一般会計について説明をいたします。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億8,569万9,000円を追加しております。  歳出の主なものといたしましては、総務費で財政調整基金積立などで7,499万5,000円、民生費では国民健康保険特別会計補正予算の財源不足に係ります一般会計繰出金、私立保育園運営費など8,940万1,000円、農林水産業費で農業振興施策として共同利用農業機械導入事業等補助金380万円、土木費で街路整備事業の施工内容の変更などで1,437万6,000円をそれぞれ追加いたしております。また教育費では、教育文化スポーツ振興基金積立金など471万7,000円を追加しております。  歳入の主なものといたしましては、国・県支出金3,285万8,000円、教育費寄附金等で400万円、繰越金として1億3,900万円、及び市債で360万円などをそれぞれ追加いたしております。  次に、第90号議案の国民健康保険特別会計補正予算について説明をいたします。  歳出といたしまして、老人保健拠出金で1億9,509万9,000円、基金積立金1,500万円、前年度の精算に伴います返納金137万2,000円をそれぞれ追加いたしております。  財源といたしましては国民健康保険税3,500万円、国庫支出金9,754万8,000円、一般会計繰入金4,909万8,000円、及び前年度繰越金2,982万5,000円をそれぞれ追加いたしております。  続きまして、第91号議案の公共下水道事業特別会計について説明をいたします。  歳出といたしまして、総務費で水洗便所改造対象者の増による奨励補助金500万円を追加し、下水道費では補助対象事務費の予算組み替えを行っております。財源といたしましては下水道事業負担金500万円を追加いたしております。  次に、第92号議案の介護保険特別会計補正予算について説明をいたします。  歳出といたしまして、総務費で介護報酬改定等に係ります電算システムの改修経費750万円を追加し、保険給付費で介護認定者のサービス受給内容の実態にあわせ支出科目の組み替えをいたしております。  財源といたしましては国庫支出金128万5,000円及び一般会計繰入金621万5,000円をそれぞれ追加いたしております。  次に、第93号議案の農業集落排水事業特別会計補正予算について説明をいたします。  今回の補正は、国庫補助事業費の追加内示を受けたことに伴うものでございまして、歳出で農業集落排水事業費725万円の追加が主なものでございます。財源といたしましては国・県支出金295万円、及び市債410万円の追加が主なものでございます。  細部につきましては財政課長に説明させますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 98 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を財政課長。 99 ◯財政課長(渡  孝二君) それでは、まず第89号議案の一般会計について説明をいたします。             ………………………………………………………………………………               平成14年度古賀市一般会計補正予算(第5号)(案)  平成14年度古賀市一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,569万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総     額を歳入歳出それぞれ156億1,542万7,000円とする。    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第     1表 歳入歳出予算補正」による。  (債務負担行為の補正)  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。  (地方債の補正)  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。    平成14年12月10日提出                                         古賀市長 中 村 隆 象             ………………………………………………………………………………  4ページをお願いいたします。  第2表債務負担行為補正、追加、事項、都市計画街路中川熊鶴線用地取得事業を古賀市土地開発公社に委託する経費、期間、平成14年度から平成18年度まで、限度額、用地取得費に金利及び事務費を加えた額。  今回、都市計画街路中川熊鶴線として位置づけをいたしております県道清瀧古賀線の整備促進に当たりまして、筵内地内の計画路線の一部約300平方メートルを買収するに当たりまして、土地開発公社に先行取得を依頼することから今回債務負担行為の補正をお願いするものでございます。  第3表地方債補正、変更、起債の目的、街路整備事業、補正前、限度額2,190万円、起債の方法、証書借入、利率、年6.0%以内、償還の方法、償還の方法につきましては省略をさせていただきます。  補正後、限度額2,550万円、起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前に同じでございます。  これは街路中川熊鶴線の事業費の増額に伴います土木債360万円の追加によるものでございます。  続きまして事項別明細の歳出の方から説明をいたします。  9ページ、10ページをお願いいたします。  3、歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額に92万7,000円を追加いたしております。8節報償費で退職記念品といたしまして当初4名の退職者を見込んでおったところでございますが、結果的に15名の退職者ということで、不足いたします11名分の11万円を追加するものでございます。12節役務費では郵便料で公共交通のアンケート調査の実施に当たりまして2,000件分の往復郵便料27万円の追加をお願いするものでございます。13節委託料につきましては職員採用試験の公平性を担保するに当たりまして、論文、作文の採点につきましては日本経営協会に委託しますこの経費15万8,000円を計上するものでございます。19節負担金補助及び交付金で38万9,000円を追加いたしております。職員の採用試験応募見込みを当初420名で見ておったところでございますが、結果的に635名となりましたことから今回215名分の負担金を追加するものでございます。  8目基金費、補正前の額に6,950万円を追加いたしております。財政調整基金積立金といたしまして、今回補正財源の繰越分の2分の1を積み立てるものでございます。12節ふるさとづくり事業費、補正前の額に30万円を追加いたしております。花いっぱい運動推進補助といたしまして、対象団体の増から今回追加をお願いするものでございます。  2項1目税務総務費、補正前の額に200万円を追加いたしております。23節償還金利子及び割引料といたしまして、主に法人住民税の過年度過誤納還付金を追加するものでございます。  2目賦課徴収費、補正前の額に227万9,000円を追加いたしております。7節賃金で市税課職員の産休、育休、育児休暇及び職員の欠員に伴います代替の臨時職員の賃金を追加するものでございます。  5項統計調査費、補正前の額から1万1,000円を減額いたしております。これは2目の工業統計調査費から次のページ9目の住宅土地統計調査費まで、各調査費に係ります県委託金の確定からそれぞれ増額あるいは減額を行うものでございます。  11ページ、12ページでございます。  3款1項1目社会福祉総務費、補正前の額に210万7,000円を追加いたしております。13節委託料でDVに係ります母子生活支援といたしまして、施設入所委託料1所帯分の110万7,000円を追加するものでございます。25節積立金といたしましては100万円を追加いたしております。これは市民の方、これはお一方からのものでございますが、社会福祉費といたしまして寄附金100万円を受けましたことから地域振興基金に積み立てをさせてもらうところでございます。  2目老人福祉費、補正前の額に406万5,000円を追加いたしております。前年度平成13年度の在宅福祉に係ります国庫補助金の精算に伴います返納金を計上するものでございます。  4目隣保館費、補正前の額に10万円を追加いたしております。グループウエアパソコンの増に伴います通信料を追加するものでございます。  9目身体障害者福祉費、補正前の額に286万2,000円を追加いたしております。13節委託料といたしまして身体障害者更生援護施設事務委託料といたしまして、利用者の増から246万4,000円を追加いたしております。23節償還金利子及び割引料といたしまして、身体障害者保護費及び障害者在宅福祉事業費に係ります平成13年度の国県支出金の精算に伴う返納金2万7,000円及び37万1,000円をそれぞれ今回計上するものでございます。  10目国民健康保険特別会計繰出金、補正前の額に4,909万8,000円を追加いたしております。国保会計での財源不足の補てん分といたしまして一般会計から繰り出すものでございます。12節介護保険費、補正前の額に623万9,000円を追加いたしております。23節償還金利子及び割引料といたしまして、ホームヘルプサービス対策に係ります平成13年度の県支出金の精算に伴う返納金2万4,000円を追加いたしております。28節繰出金で、介護保険特別会計の補正予算に係ります事務費繰出金621万5,000円を追加するものでございます。  次のページをお願いいたします。  3款2項1目児童福祉費総務費、補正前の額に240万円を追加いたしております。13節委託料といたしまして、来年度に予定をいたしております鹿部保育所建て替えに係ります補助金申請の必要書類といたします既存保育所の老朽度調査及び建て替え予定地の地質調査委託経費を追加するものでございます。  2目児童運営費、補正前の額に1,692万3,000円を追加いたしております。13節委託料で私立保育園3園に係ります児童数の増減、及び児童年齢構成の変動によりまして慈照保育園につきましては1,559万5,000円を減額いたしまして、五所保育園並びに花見光保育園につきましてはそれぞれ1,351万円、及び1,796万8,000円を追加いたしております。また広域入所分につきましては、他市町の保育所への通園の発生から58万6,000円を追加するものでございます。20節扶助費で私立3園に係ります延長保育児童数の増から45万4,000円を追加させていただいております。
     3目児童手当等事業費、補正前の額に45万2,000円を追加いたしております。児童手当に係ります平成13年度の国庫負担金の精算に伴う返納金を追加するものでございます。  4目児童福祉施設費、補正前の額に484万8,000円を追加いたしております。7節賃金といたしまして、主に保育所5園に係ります待機児童解消に伴います臨時雇賃金484万8,000円を追加するものでございます。  9目エンゼルプラン推進事業費、補正前の額に30万7,000円を追加いたしております。これは来年度4月1日から実施を予定いたしておりますファミリーサポート事業15組分の傷害保険等の掛け金を計上するものでございます。  4款2項1目清掃総務費、補正前の額に5万7,000円を追加いたしております。じん芥処理組合負担金に係ります交付税の確定から5万7,000円を追加するものでございます。  2目不燃物処理施設管理費、補正前の額に53万3,000円を追加いたしております。主に一般廃棄物の最終処分場に関します技術上の基準を定める省令の一部改正によりましてほう素等の3項目の検体が追加されましたことに伴います水質検査委託料を追加するものでございます。  6款1項1目農業委員会費、補正前の額に1万8,000円を追加いたしております。農業者年金手数料の確定から追加するものでございます。  3目農業振興費、補正前の額に380万円を追加いたしております。今回、農業振興事業の共同利用農業機械等導入補助金の交付申請が筵内機械利用組合から予定されておりますことから380万円の追加をするものでございます。  次のページをお願いいたします。15節基盤整備促進事業費、補正前の額から219万8,000円を減額いたしております。1節報償費から13節委託料までにつきましては、農村環境基本計画策定業務に係るものでございまして、補助対象事業費の確定からそれぞれ増額及び減額を行っております。  なお、当初予算におきましては、総事業費のうち400万円を補助対象としておったところでございますが、今回、全体事業費800万円が補助対象とされましたことから、その事業費差額400万の2分の1相当額200万円の補助金が追加交付されますことから財源の組み替えもあわせて行っております。  19節負担金補助及び交付金につきましては、県営事業によります久保地内の水道、農道改良事業が不採択となりましたことから、この事業費の負担金255万円を減額するものでございます。  8款2項2目道路維持費、補正前の額から470万円を減額いたしております。13節、15節につきましては、当初、町川原地内の高速道路に架設されております小浦跨道橋の耐震工事を公団委託で計上しておったところでございますが、公団の方と協議をいたします中で、市の直接施工の許可を得ることができましたことから予算の組み替えを行うものでございます。また、この直接施工になりますことから328万5,000円の予算が不用となっておるところでございます。  18節備品購入費につきましては、道路環境美化用のトラックにつきまして当初2トン車の購入を予定いたしておったところでございますが、1.5トン車に変更いたしましたことと、契約交渉によりまして141万5,000円が不用となりましたことから今回減額をするものでございます。  4項3目古賀グリーンパーク管理費、補正前の額に135万4,000円を追加いたしております。これは、去る11月に開館いたしましたコスモス館の直販所部分の電気料5カ月分を計上するものでございます。なお、この電気料につきましては利用組合から同額を受け入れるようにいたしておりまして、歳入予算の方で組み込んでおるところでございます。  5目街路整備事業費、補正前の額に1,772万2,000円を追加いたしております。この目につきましては、都市計画街路中川熊鶴線及び浜大塚線の整備事業を計上しているところでございますが、次のページにかけまして補正をいたしております。  17ページでございますが、浜大塚線につきましては文化財保存の関係から、本年度は一部を除き着手できませんことから予備設計委託、委託料で予備設計の1,510万円と公有財産購入費の720万円を減額いたしております。  一方、中川熊鶴線につきましては、現在JRとの委託協定によりまして施工中でございますが、これは後ほど105号議案で御審議をいただく案件に関連するところでございますが、最終年度でございます本年度に委託費の精算をいたしますと、現協定額に約6,300万円の増額が発生しますことから、JR委託区間を縮小いたしまして市の直接施工とする方が総体的に約800万円程度安価となりますことと、この直接施工分に係ります補助対策も受けられますことから、今回工事請負費で6,641万3,000円を追加いたしまして、不用となります13節委託料のJR委託分の1,131万3,000円と、事業のおくれから来年度に実施いたします家屋調査委託の120万円、及び22節の被害補償の1,500万円を減額し、あわせて国庫支出金の財源組み替えを行っております。  次に10款1項4目基金費、補正前の額に300万円を追加いたしております。25節積立金で300万円を追加するものでございますが、これも市民の方お一方からでございますが、教育費としての寄附金300万円を受けましたことから教育文化スポーツ振興基金に積み立てを行うものでございます。  3項1目学校総務費、補正前の額に200万円を追加いたしております。中学校体育大会の上部大会進出によります予算不足から追加をお願いするものでございます。  5項1目幼稚園費、補正前の額に68万7,000円を追加いたしております。私立幼稚園就園の対象児童の増によります追加でございます。  6項2目公民館費、補正前の額から142万円を減額いたしております。成人学級数と開催回数の減から142万円を減額するものでございます。  5目文化財保護費、補正前の額に45万円を追加いたしております。17節公有財産購入費で文化財保存整備用地取得費といたしまして青柳宿構え口の用地約10平米の取得費を計上するものでございます。  次のページをお願いいたします。10目青少年総合センター費、今回歳出の補正はございませんが、適応指導教室に係ります県委託金125万円の採択を受けましたことから今回財源の組み替えを行っております。  以上、歳出合計、補正前の額154億2,972万8,000円、補正額、追加で1億8,569万9,000円、合計の156億1,542万7,000円となっております。  続きまして歳入の説明をいたします。事項別明細の3ページ、4ページをお願いいたします。  2、歳入、11款1項1目民生費負担金、補正前の額に258万2,000円を追加いたしております。2節身体障害者福祉費負担金で歳出の3款1項9目の身体障害者更生援護施設委託に係ります個人負担金94万1,000円を追加するものでございます。3節児童福祉費負担金で私立保育園入園児童の増に伴います負担金164万1,000円を追加いたしております。  12款1項1目総務使用料、補正前の額に40万円を追加いたしております。1節行政財産使用料といたしまして、この分につきましてはコスモス館直販所部分の5カ月分の行政財産使用料を追加するものでございます。  13款1項1目民生費国庫負担金、補正前の額に943万4,000円を追加いたしております。1節社会福祉費負担金で身体障害者更生援護施設に係ります国庫負担金2分の1相当額の76万2,000円を追加するものでございます。  2節児童福祉費負担金といたしまして、主に私立保育所入所児童数の増に伴います国庫負担金2分の1相当額の867万2,000円を追加するものでございます。  2項1目民生費国庫補助金、補正前の額に31万8,000円を追加いたしております。1節社会福祉費補助金で、平成15年4月1日から施行されます支援費制度導入に係ります準備補助金の確定から今回追加をするものでございます。  4目土木費国庫補助金、補正前の額に1,530万円を追加いたしております。1節都市計画費補助金で中川熊鶴線及び浜大塚線の事業費の変更に伴いまして650万円を追加いたしております。  3節緊急地方道整備事業費交付金につきましては、中川熊鶴線の増額に伴います交付金880万円を追加するものでございます。  次のページをお願いいたします。  5目教育費国庫補助金、補正前の額に22万9,000円を追加いたしております。3節幼稚園就園奨励費補助金で、私立幼稚園入園の対象児童数の増によりまして国庫補助金3分の1相当額を計上するものでございます。  14款1項1目民生費負担金、補正前の額に433万4,000円を追加いたしております。私立保育所入園児童数の増に伴います県負担金4分の1相当額を追加するものでございます。  2項3目農林水産業費補助金、補正前の額に200万円を追加いたしております。歳出の6款1項15目、15ページで説明をいたしましたとおり農村環境基本計画策定に係ります補助金の増額から今回追加するものでございます。  3項1目総務費委託金、補正前の額から7,000円を減額いたしております。説明欄に上げております各調査委託金の確定から今回減額するものでございます。  6目教育費委託金、補正前の額に125万円を追加いたしております。適応指導教室に係るものでございます。  3款1項2目教育費寄附金、補正前の額に300万円を追加いたしております。3目民生費寄附金、補正前の額に100万円を追加いたしております。いずれも歳出で説明いたしました寄附金の収入によるものでございます。  次のページをお願いいたします。  18款1項1目繰越金、補正前の額に1億3,900万円を追加いたしております。平成14年度の繰越金を追加するものでございまして、この繰越金の2分の1相当額を財政調整基金へ積み立てるように歳出の方で予算措置をいたしているところでございます。  19款4項7目雑入、補正前の額に137万1,000円を追加いたしております。1節雑入といたしまして、歳出の方で説明をいたしましたコスモス館直販所部分の電気料135万4,000円及び農業者年金事務手数料の1万7,000円を追加するものでございます。  8目過年度収入、補正前の額に188万8,000円を追加いたしております。1節、2節とも保育所運営費に係ります平成13年度国県支出金の精算に伴います過年度収入をそれぞれ追加するものでございます。  20款1項1目土木債、補正前の額に360万円を追加いたしております。中川熊鶴線整備事業費の増額に伴います街路整備事業債を追加するものでございます。  以上歳入合計、補正前の額154億2,972万8,000円、補正額、追加で1億8,569万9,000円、合計の156億1,542万7,000円となっております。  続きまして、第90号議案の国民健康保険特別会計の説明をいたします。             ………………………………………………………………………………             平成14年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)(案)  平成14年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億1,147万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総     額を歳入歳出それぞれ35億1,509万2,000円とする。    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第     1表 歳入歳出予算補正」による。    平成14年12月10日提出                                         古賀市長 中 村 隆 象             ………………………………………………………………………………  事項別明細の歳出の方、5ページ、6ページをお願いいたします。  3、歳出、3款1項1目老人保健医療費拠出金、補正前の額に1億9,302万7,000円を追加いたしております。老人医療費の増に伴います保険者負担金を追加するものでございます。  2目老人保健事務費拠出金、補正前の額に207万2,000円を追加いたしております。同じく老人医療事務に係ります社保支払基金への拠出金を追加するものでございます。  7款1項1目基金積立金、補正前の額に1,500万円を追加いたしております。平成13年度の繰越金の2分の1相当額を給付費支払準備金に積み立てるものでございます。  9款1項1目償還金、補正前の額に137万2,000円を追加いたしております。介護保険の導入に伴います国保税収納率低下給付金の平成13年度の精算に伴います返納金を追加するものでございます。  以上歳出合計、補正前の額33億362万1,000円、補正額、追加で2億1,147万1,000円、合計の35億1,509万2,000円となっております。  続きまして事項別明細の歳入の説明をいたします。前のページをお願いいたします。  2、歳入、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、補正前の額に2,400万円を追加いたしております。1節現年課税分といたしまして被保険者数及び調定額の増によります追加でございます。  2目退職被保険者等国民健康保険税、補正前の額に1,100万円を追加いたしております。同じく現年課税分といたしまして被保険者の増によります追加でございます。  3款1項2目療養給付費負担金、補正前の額に7,803万9,000円を追加いたしております。老人保健拠出金の増に伴います国庫負担金40%相当額を追加するものでございます。  2項1目財政調整交付金、補正前の額に1,950万9,000円を追加いたしております。老人保健拠出金に係ります国庫調整交付金10%相当額を追加するものでございます。  8款2項1目一般会計繰入金、補正前の額に4,909万8,000円を追加いたしております。今回、補正予算の財源不足につきまして一般会計からの繰入金を追加するものでございます。  8款1項2目その他繰越金、補正前の額に2,982万5,000円を追加いたしております。平成13年度の繰越金を追加するものでございまして、歳出の方で説明しましたこの2分の1相当額を給付費支払事務基金に積み立てるように予算措置をいたしております。  以上歳入合計、補正前の額33億362万1,000円、補正額、追加で2億1,147万1,000円、合計の35億1,509万2,000円となっております。  続きまして、第91号議案の公共下水道事業特別会計の説明をいたします。             ………………………………………………………………………………             平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)(案)  平成14年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それ     ぞれ23億9,284万4,000円とする。    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第     1表 歳入歳出予算補正」による。    平成14年12月10日提出                                         古賀市長 中 村 隆 象             ………………………………………………………………………………  事項別明細の5ページ、6ページをお願いいたします。  3、歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額に500万円を追加いたしております。水洗便所改造奨励金につきまして、当初320件で見込んでおったところでございますが、今回100件増の420件が見込まれますことから、1基当たり5万円のトータルで500万円の追加をお願いするものでございます。  2款1項1目下水道建設事業費、今回歳出の補正はございませんが、7節賃金で職員の産休に伴います代替の臨時雇賃金39万7,000円を追加いたしまして、11節の消耗品で同額を減額組み替えをするものでございます。  以上歳出合計、補正前の額23億8,784万4,000円、補正額、追加で500万円、合計の23億9,284万4,000円となっております。  次に歳入の前のページをお願いいたします。  2、歳入、1款1項1目下水道事業負担金、補正前の額に500万円を追加いたしております。下水道事業受益者負担金の調定額の増によります追加でございます。  以上歳入合計、補正前の額23億8,784万4,000円、補正額、追加で500万円、合計の23億9,284万4,000円となっております。  続きまして、第92号議案介護保険特別会計の説明をいたします。             ………………………………………………………………………………             平成14年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)(案)  平成14年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ750万円をを追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出そ     れぞれ19億1,436万円とする。    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第     1表 歳入歳出予算補正」による。    平成14年12月10日提出                                         古賀市長 中 村 隆 象
                ………………………………………………………………………………  5ページ、6ページをお願いいたします。  3、歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額に750万円を追加いたしております。13節委託料で平成15年4月1日施行の介護認定基準の改正、及び介護報酬の改定に伴います電算処理システムの改修に要します経費を計上するものでございます。  2款1項1目介護給付費、補正前の額から385万5,000円を減額いたしております。施設介護サービス受給者の見込み減による減額でございます。  2目介護支給費、補正前の額に338万5,000円を追加いたしております。住宅改修受給者の増によるものでございます。  3項1目その他諸費、補正前の額に47万円を追加いたしております。認定者数及び居宅サービス利用者の増から、国保連合会への審査支払手数料を追加するものでございます。  以上歳出合計、補正前の額19億686万円、補正額、追加で750万円、合計の19億1,436万円となっております。  続きまして前のページの歳入の説明をいたします。  2、歳入、3款2項3目事業費補助金、補正前の額に128万5,000円を追加いたしております。1節の事業費補助金といたしまして要介護認定システム改修、介護報酬システム改修に係ります国庫補助金を追加するものでございます。  7款1項1目一般会計繰入金、補正前の額に621万5,000円を追加いたしております。歳出の一般管理費に追加いたしております電算システム改修費用から、先ほどの国庫補助金を控除いたしました621万5,000円の一般会計からの繰入金を追加するものでございます。  以上歳入合計、補正前の額19億686万円、補正額追加で750万円、合計の19億1,436万円となっております。  次に、第93号議案の農業集落排水事業特別会計の説明をいたします。             ………………………………………………………………………………            平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)(案)  平成14年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ730万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それ     ぞれ3億7,642万9,000円とする。    2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第     1表 歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正)  第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。    平成14年12月10日提出                                         古賀市長 中 村 隆 象             ………………………………………………………………………………  次のページをお願いいたします。3ページでございます。  第2表地方債補正、変更、起債の目的、農業集落排水事業、補正前、限度額1億4,210万円、起債の方法、証書借入、利率、年6.0%以内、償還の方法につきましては省略をさせていただきます。  補正後、限度額1億4,620万円、起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前に同じでございます。  この起債の増額につきましては、補助事業費の追加内示をいただきました505万円及び単独事業の増額220万に対します下水道事業債410万円の追加によるものでございます。  続きまして事項別明細の歳出の説明をいたします。5ページ、6ページをお願いいたします。  3、歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額に5万円を追加いたしております。今回、補助の追加内示をいただきました505万円の事業費に対しまして交付されます公債費償還補助につきまして減債基金に積み立てるものでございます。  2款1項1目農業集落排水事業費、補正前の額に725万円を追加いたしております。今回の追加補助内示505万円のうち事務費相当額の5万円を11節需用費の消耗品に追加し、500万円を工事請負費に追加するものでございます。  また22節の補償補てん及び賠償金につきましては、管渠工事の施工に伴います家屋被害補償といたしまして220万円を追加するものでございます。  以上歳出合計、補正前の額3億6,912万9,000円、補正額、追加で730万円、合計の3億7,642万9,000円となっております。  続きまして前のページの歳入の説明をいたします。  2、歳入、1款1項1目農業集落排水事業分担金、補正前の額に25万円を追加いたしております。受益者分担金の調定増から追加するものでございます。  3款1項1目農業集落排水事業費補助金、補正前の額に252万5,000円を追加いたしております。今回補助内示の追加をいただきました事業費505万円に対します補助率10分の5相当額を追加するものでございます。  4款1項1目農業集落排水事業費補助金、補正前の額に42万5,000円を追加いたしております。国庫補助対象事業費505万円から事務費相当額5万円を控除いたしました500万円を対象額といたしまして県費補助金が交付されるものでございますが、右側説明欄の1)の事業費補助金につきましては補助率7.5%相当額、2)の整備推進対策事業費補助金につきましては起債の償還財源補助といたしまして補助率1%相当額の5万円を追加するものでございます。  7款1項1目市債、補正前の額に410万円を追加いたしております。補助対象事業費につきましては充当率90%、単独事業費で充当率95%の下水道事業債を追加するものでございます。  以上歳入合計、補正前の額3億6,912万9,000円、補正額、追加で730万円、合計の3億7,642万9,000円となっております。  以上、簡単でございますが各会計の補正予算について説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 100 ◯議長(前田 宏三君) ここで暫時休憩をいたします。正面の時計の13時30分に御参集願います。                        午前11時54分休憩             ………………………………………………………………………………                        午後1時30分再開                        〔出席議員18名〕 101 ◯議長(前田 宏三君) 休憩中に引き続きまして会議を再開いたします。  第89号議案から第93号議案までの質疑、討論、採決は12月16日の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。  これより大綱的質疑に入りますが、大綱的質疑は1議案ごとに行います。まず、第89号議案の大綱的質疑に入ります。──ございませんか。第89号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第90号議案の大綱的質疑に入ります。──よろしいですね。第90号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第91号議案の大綱的質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102 ◯議長(前田 宏三君) 第91号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第92号議案の大綱的質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯議長(前田 宏三君) 第92号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第93号議案の大綱的質疑に入ります。──よろしいですね。第93号議案の大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第89号議案から第93号議案までの5議案の質疑、討論、採決は12月16日の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第89号議案から第93号議案までの5議案は12月16日の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第9.第94号議案 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する市町村数の増減に関する協議に                ついて         第95号議案 福岡県市町村災害共済基金組合を組織する市町村数の増減に関する協議について         第96号議案 福岡地区水道企業団を組織する地方公共団体の数の増減及びこれに伴う福岡地区水道                企業団規約の一部変更に関する協議について         第97号議案 福岡都市圏広域行政推進協議会を設ける普通地方公共団体の数の増減及びこれに伴う                福岡都市圏広域行政推進協議会規約の一部変更に関する協議について         第98号議案 福岡県自治振興組合を組織する市町村数の増減に関する協議について         第99号議案 福岡都市圏競艇等事業組合を組織する地方公共団体の数の増減及びこれに伴う福岡都                市圏競艇等事業組合規約の一部変更に関する協議について         第100号議案 福岡都市圏広域行政事業組合を組織する地方公共団体の数の増減及びこれに伴う福                 岡都市圏広域行政事業組合規約の一部変更に関する協議について 105 ◯議長(前田 宏三君) 日程第9、第94号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する市町村数の増減に関する協議についてほか第100号議案までの6議案は、いずれも宗像市と玄海町が合併するための規約等の一部改正であり、一括上程し議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 106 ◯市長(中村 隆象君) 第94号議案から第100号議案までの7議案について一括して提案内容の説明をいたします。  このたび、宗像市と玄海町との合併が来る平成15年4月1日から施行されることに伴いまして、古賀市が加入いたしております各組合等の規約等の一部変更する協議がありましたことから御提案をさせていただき、御審議を願うものでございます。  まず、第94号議案の福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合、第95号議案の福岡県市町村災害共済基金組合、第98号議案の福岡県自治振興組合の3議案につきましては別紙参考資料のとおり構成自治体の増減による条文の変更はありません。  次に第96号の福岡地区水道企業団、第97号議案の福岡都市圏広域行政推進協議会、第99号議案の福岡都市圏競艇等事業組合、第100号議案の福岡都市圏広域行政事業組合の4議案につきましては別紙参考資料のとおり、議員数の変更と構成自治体の増減に伴う条文の変更であります。  以上で提案内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 107 ◯議長(前田 宏三君) 第94号議案から第100号議案までの質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。  これより大綱的質疑に入りますが、大綱的質疑は1議案ごとに行います。まず、第94号議案の大綱的質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(前田 宏三君) はい、第94号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第95号議案の大綱的質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(前田 宏三君) 第95号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第96号議案の大綱的質疑に入ります。──第96号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第97号議案の大綱的質疑に入ります。──第97号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第98号議案の大綱的質疑に入ります。──第98号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第99号議案の大綱的質疑に入ります。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(前田 宏三君) 第99号議案の大綱的質疑を終結いたします。  次に第100号議案の大綱的質疑に入ります。よろしいですね。第100号議案の大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第94号議案から第100号議案までの7議案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第94号議案から第100号議案までの7議案は12月16日以降の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第10.第101号議案 福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び福岡県市
                     町村職員退職手当組合規約の一部変更に関する協議について 112 ◯議長(前田 宏三君) 日程第10、第101号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の一部変更に関する協議についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 113 ◯市長(中村 隆象君) 第101号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の一部変更に関する協議について提案内容の説明をいたします。  この組合規約の一部変更は、第94号議案から第100号議案と同様に、構成団体である宗像市及び宗像郡玄海町が合併することに伴う脱退・加入によるものです。  またあわせて、一部事務組合の解散による脱退並びに名称の変更に伴う当該組合の規約の一部変更に関し、組合規約の一部を変更する協議がありましたので、市議会の議決をお願いするものでございます。  細部につきましては人事秘書課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 114 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を人事秘書課長。 115 ◯人事秘書課長(矢野 博昭君) それでは、第101号議案の詳細説明をさせていただきます。  この福岡県市町村職員退職手当組合の組合規約の一部変更に関する協議の内容につきましては、ただいま市長が提案説明いたしましたように、当該組合の構成団体である宗像市及び玄海町が平成15年4月1日から合併することに伴いまして、両市町の脱退及び宗像玄海衛生施設組合の解散、つまり脱退でございますけども、それに加えまして新しい宗像市を加入させ、また宗像市外四ケ町村財産組合を宗像自治振興組合への名称変更につきまして、当該組合規約の一部変更に関し地方自治法第286条第1項の規定により関係市町村に対し協議がありましたことから、同法第290条の規定により市議会の議決をお願いするものでございます。  当組合規約の一部変更に関します条文につきましては参考資料として添付いたしております新旧対照表により説明させていただきますのでごらんいただきたいと思います。  まず6枚目をお開きいただきたいと思います。  まず組合規約の新旧対照表の現行から、改正後、現行とありますけども、現行の18条のところで括弧の次にアンダーライン引いており改正するところでございますけども、「町村合併等により」をここを「市町村合併等により」という文言の変更でございます。  次にただし書きがございますけどもこれを削りまして、第2項として、新たに市町村合併特例法により市町村が行われることから市町村合併による文言を加えまして第2項として定めるものでございます。  次に、次のページに新旧対照表の別表第1がございますけども、まず市のところは宗像市は新しい市の宗像市になるわけでございますけども、ここについては変動がございません。そういうことから宗像郡の項中がございます。ここの「玄海町」を削ります。つまり脱退させるということでございますけども、次に「宗像市外四ケ町村財産組合」の名称変更で、これを「宗像自治振興組合」に改めるものでございます。そして、現行の「宗像・玄海衛生施設組合」を削るものでございます。  次のページに別表第2がございますけども、これは組合議会議員の選挙区のそれぞれ1区から第9区までの選挙区をあらわすそれぞれの構成団体を定めているところで、これにつきましては先ほど別表第1にありましたところと同じようにそれぞれの構成団体を改めるものでございます。  次に附則についての説明でございますけども、このページから5ページまでをお開きいただきたいと思います。  附則につきましては施行期日等ということで、この規約は平成15年4月1日から施行する。ただし別表第1、つまり(「宗像市外四ケ町村財産組合」を「宗像自治振興組合」に改める部分に限る。)及び別表第2の(第3区中の「宗像自治振興組合」に限る。)の改正規定は、平成13年11月1日から適用するということで、この宗像市外四カ町村財産組合の名称変更につきましては、既に平成13年11月1日から宗像自治振興組合に変更がなされておりますことから、遡及して適用しようとするものでございます。そういうことからここに平成13年11月1日から適用するということでただし書きで定めているものでございます。  以上、簡単でございますけども説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 116 ◯議長(前田 宏三君) 本案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。ございませんか。大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第101号議案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第101号議案は12月16日以降の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第11.第102号議案 古賀市外1市4町じん芥処理組合を組織する地方公共団体の数の増減及び古賀市                  外1市4町じん芥処理組合規約の一部変更に関する協議について 118 ◯議長(前田 宏三君) 日程第11、第102号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合を組織する地方公共団体の数の増減及び古賀市外1市4町じん芥処理組合規約の一部変更に関する協議についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 119 ◯市長(中村 隆象君) 第102号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合を組織する地方公共団体の数の増減及び古賀市外1市4町じん芥処理組合規約の一部変更に関する協議について提案理由の説明をいたします。  今回の規約改正の主なものの1点目は、古賀市外1市4町じん芥処理組合を玄界環境組合と名称の変更をいたすものです。2点目は、宗像市と玄海町との合併に伴い規約の整備をいたすものです。3点目は、資源循環型社会構築に向けて構成市町のごみ減量の促進を図るため、経常費分担金の投入量割を2割アップの6割といたし、人口割を4割から2割に改定いたすものです。4点目は、清掃工場のそれぞれの名称を変更いたすもので、福間清掃工場を組合立福間清掃工場に、西部清掃工場を古賀清掃工場に、東部清掃工場を宗像清掃工場に改正いたすものであります。  細部につきましては環境課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 120 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を環境課長。 121 ◯環境課長(松田 佳博君) それでは、第102号議案古賀市外1市4町じん芥処理組合を組織する地方公共団体の数の増減及び古賀市外1市4町じん芥処理組合規約の一部変更に関する協議につきまして、別添の参考資料の古賀市外1市4町じん芥処理組合規約新旧対照条文により説明を申し上げたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは内容の説明に入ります。  第1条につきましては、市長も申しましたとおり名称を変更いたすものでございまして「古賀市外1市4町じん芥処理組合」を「玄界環境組合」と名称変更をいたすものでございます。  第2条、第5条及び第8条につきましては、宗像市と玄海町の合併により新宗像市となりますことから、構成市町より玄海町を削減いたし、組合議員の定数を現行「12名」から「10名」に副組合長を現行「6名」から「5名」といたすものでございます。  第13条第2項につきましては「東部清掃工場」を「組合立宗像清掃工場」、「西部清掃工場」を「組合立古賀清掃工場」と名称変更をいたし、それぞれに要する費用についてはそれぞれ構成する市町が負担することといたすものでございまして、なお本部の運営に当たります議会費及び本部を含みます一般管理費等に要する費用負担につきましては、宗像清掃工場それから古賀清掃工場に搬入された可燃、不燃ごみを合算しこれを投入量割で割り崩し人口割2割、均等割2割という負担の中でやっていこうとするものでございます。  それから同条同項第1号の経常経費につきましては、先ほど市長も申しましたように、資源循環型社会構築に向けて構成市町のごみ減量の促進を図るため、投入量を2割アップし6割といたしまして人口割を2割といたすものでございます。  同条第4項につきましては同条第2項で説明いたしたとおりでございます。  附則の方の説明にまいります。  附則の1につきましては施行年月日を平成15年4月1日といたしているものでございます。以下につきましては本条例施行に当たっての宗像市と玄海町の合併によります経過措置等でございまして、附則2の議員定数につきましては当分の間12名、この当分の間と申しますのは私どもが聞き及んでおります範囲につきましては平成15年度及び16年度の正副組合長の会議を待つということで聞き及んでいるところでございます。  附則の3につきましては第13条第2項第1号及び第2号に係るものでございます経常経費創設時に係ります均等割、附則の4から6につきましては人口割及び投入割につきまして規定を経過措置として準用いたすものでございます。  以上で詳細説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 122 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入りますが、本案は後ほど審査のため文教厚生委員会に付託したいと思っておりますので、その旨御承知の上質疑をお受けしたいと思います。これより質疑に入ります。──よろしいですか。質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第102号議案につきましては、会議規則第39条の規定により文教厚生委員会に付託したいと思っておりますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第102号については文教厚生委員会に付託することに決定いたしました。  委員長におかれましては最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・────────────    日程第12.第103号議案 市道路線の認定について          第104号議案 市道路線の変更について 124 ◯議長(前田 宏三君) 日程第12、第103号議案及び第104号議案の2議案は、市道路線の認定、変更についてであり、一括上程し議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 125 ◯市長(中村 隆象君) 第103号議案市道の認定について及び第104号議案市道の変更について提案内容の説明をいたします。  まず、第103号議案市道の認定について説明をいたします。  開発等による新設道路により、路線の認定の必要が生じたため議会の議決をお願いするものであります。  次に第104号議案市道の変更について説明をいたします。  鹿部区画整理事業等により路線の変更の必要が生じたため議会の議決をお願いするものであります。  今回議決をお願いいたします路線は路線の認定が6本、路線の変更が3本でございます。  細部につきましては建設課長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 126 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を建設課長。 127 ◯建設課長(森  孝好君) 細部について説明をいたします。  今回議決をお願いいたします路線は路線の認定が6路線、路線の変更が3路線の計9路線でございます。  第103号議案市道の路線認定でございますが、図面を添付しておりますので参照をお願い申し上げます。右下に示しています図面番号1をお願いいたします。路線番号243、路線名、花見143号線でございますが、花見小学校の西側の場所で、民間開発に伴うものでございます。幅員6.6メートル、延長60.2メートルの路線の認定を行うものでございます。  次に図面番号2をお願いいたします。路線番号1371、路線名、筵内121号線でございますが、県道町川原赤間線を鷺白橋より福間方面へ約400メートルの場所で、民間開発に伴うものでございます。幅員6.5メートル、延長65メートルの路線の認定を行うものでございます。  次に図面番号3をお願いいたします。路線番号1855、路線名、谷山55号線でございますが、谷山川の東側の場所で、民間開発に伴うものでございます。幅員5.7メートル、延長23メートルの路線の認定を行うものでございます。  次に図面番号4をお願いいたします。路線番号2264、路線名、青柳64号線でございますが、青柳川の西側の場所で、民間開発に伴うものでございます。幅員4.7メートル、延長101メートルの路線の認定を行うものでございます。  次に図面番号5、6をお願いいたします。路線番号2528、路線名、舞の里128号線、幅員3.1メートル、延長80メートルと、それから路線番号2529、舞の里129号線、幅員3メートル、延長21メートルにつきましては舞の里郵便局の遊歩道部分でございます。この遊歩道につきましては名義が都市基盤整備公団となっておりましたが、今回、都市基盤整備公団より寄附を受けましたので路線の認定を行うものでございます。  続きまして第104号議案市道路線の変更について説明いたします。  図面番号7をお願いいたします。路線番号543、路線名、五楽43号線でございますが、JA粕屋古賀支所の東側の場所で、幅員3.76メートル、延長189メートルにつきましては隣接者との道路管理区域が確定いたしましたので、終点側を追加し路線の認定を行うものでございます。  次に図面番号8をお願いいたします。路線番号1052、路線名、鹿部52号線でございますが、国道3号線西側の鹿部区画整理事業の整備によりボックスを廃止することから、起点の延長を減じ路線の変更を行うものでございます。  次に図面番号9をお願いいたします。路線番号2319、路線名、小竹19号線でございますが、幅員4.3メートル、延長135.4メートルにつきましては、個人からの寄附に伴い終点側を追加し路線の変更を行うものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 128 ◯議長(前田 宏三君) これより質疑に入りますが、第103号議案及び第104号議案の2議案は、質疑終了後審査のため建設産業委員会に付託したいと思っておりますので、その旨御承知の上質疑をお受けしたいと思います。  質疑は1議案ごとに行います。まず、第103号議案の質疑に入ります。──ございませんね。第103号議案の質疑を終結いたします。  次に第104号議案の質疑に入ります。──第104号議案の質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第103号議案及び第104号議案の2議案につきましては、会議規則第39条の規定により建設産業委員会に付託いたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第103号議案及び第104号議案につきましては建設産業委員会に付託することに決定いたしました。  委員長におかれましては最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・────────────    日程第13.第105号議案 変更協定書の締結について(都市計画道路中川熊鶴線新設に伴う古賀東架道橋新                  設工事) 130 ◯議長(前田 宏三君) 日程第13、第105号議案変更協定書の締結について(都市計画道路中川熊鶴線新設に伴う古賀東架道橋新設工事)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。                     〔市長 中村隆象君登壇〕 131 ◯市長(中村 隆象君) 第105号議案変更協定書の締結について提案内容の説明をいたします。  この協定は、都市計画道路中川熊鶴線建設に伴い、鉄道との立体交差が必要なことから、工事の委託と管理の区分等について、九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長田中浩二と平成10年10月28日に議会の議決をいただき協定締結を行い、その後平成13年3月12日に1回目の変更協定を行い委託施工中でありますが、再度、委託内容及び協定額の変更を行う必要が生じましたので、変更協定書を締結するに当たり議会の議決をお願いするものでございます。  なお、細部につきましては建設課長に説明させますので御審議のほどよろしくお願いいたします。 132 ◯議長(前田 宏三君) 詳細説明を建設課長。 133 ◯建設課長(森  孝好君) それでは第105号議案の詳細説明をいたします。  この協定については先ほど市長が説明しましたように、都市計画道路中川熊鶴線建設に伴い軌道横断部分をJRに委託し施工中ですが、峰製作所横に設置する到達立坑を施工するための架設を平成13年12月に着工しましたところ、同工場のブロック塀が沈下し、このまま工事を進めると、従前から懸念されていた精密機械に影響を与えることが予測されるため、架設工法の見直しを余儀なくされました。JR、峰製作所、古賀市と三者で協議を重ねた結果、架設工法について切りばり工法からアースアンカー工法に変更し施工いたしました。  工法変更に伴う工事費の増減については、国庫補助事業における最終予算要望の期限が平成14年2月であったことから、JRと再三協議を行ってまいりましたが、工事額の増額はなく現協定額の中で対応可能であるとの回答を得て施工を進めてまいりましたところです。  しかしながら、平成14年5月にこの架設工法の変更により6,300万円の増額をJRより要請され、市においては補助申請の時期を失していたこと及びJRの従前の説明からJRに対し、工法変更による増額は伴わないことで理解しており、現協定額及び内容で工事を進めてほしく増額には応じられない旨の回答をしておりました。  その後JRは現協定額内では鉄道敷地内でしか工事ができないと返答してきました。市においては、今後JRに増額し委託することは事業完了が困難であると判断し、現協定で契約しておりました峰製作所横のU型擁壁及び階段工を減工し、市が直接業者に発注し事業を完了することとし、変更協定の締結が生じたため今回提案いたすものです。  議案についてごらんください。工事の内容については階段工12.61メートル及び擁壁工40.0メートルを減工し、協定金額については工事の精算により変更前協定金額9億5,327万5,000円を1,131万3,000円減額し、変更後協定金額9億4,196万2,000円とするものです。  別紙参考をごらんください。年度別の支払い済み額及び予定額の変更については平成14年度が5,066万6,000円を1,131万3,000円減じ3,935万3,000円に変更し、合計額9億4,196万2,000円です。
     また次の参考図をごらんください。赤の部分の31.34メートルのボックス部分のみJR委託とし、斜線部分の躯体工事については今回市が施工するものです。  以上で説明終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 134 ◯議長(前田 宏三君) 本案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。ございませんか。納冨君。 135 ◯議員(10番 納冨 育代君) この工事契約について、何か今の説明聞きますと2度も変更契約があっとるということなんですが、そんな変更しなきゃならなかった契約をしたという当初の見込みといいますか契約することに問題はなかったのでしょうかということが一つと、それから、今度JRから増額要求があったのをけって市が直接施工することにしたことによる減額だということですけど、直接施工することであとどれぐらい費用がかかるのか、この減額よりも高くなるのかということとか、それからJRから6,300万円の増額要求があったといいますが、それほど別に高くかかるのか、1億5,000万以上じゃないと議会にかからないから、あとの工事の予算のことはわかりませんのでちょっとその点の説明を求めたいと思います。 136 ◯議長(前田 宏三君) 建設課長。 137 ◯建設課長(森  孝好君) 1点目の3回ほどの変更になったわけですけど、その主な概要でございますが、基本協定当初は平成10年10月28日に議決をもらったわけですけども、その当時はこのJRの軌道横断部分をやっておりましたときの立坑の位置を峰側の方に大きい発進立坑という場所で大きく掘削する土どめするというような形をとっておりましたが、峰製作所側の理解が得られずこの立坑の位置を発進と到達を入れかえました。そしてそれを第1回変更、平成13年3月28日に議決をいただいた案件ですが、そのときに変更しております。到達立坑の位置の変更と、それから、工法的にはアンカー工法であったものを切りばり工法に峰側の方については変えております。それはアンカー工法による峰製作所さんの方に民地の中までアンカーといいますか鉄の棒が入って支えるもの、引っ張りが入るということで、それはどうしてもできないということでしたから切りばり工法に変えておりました。そのような中から進めておりましたけども、先ほど説明申し上げましたように13年の12月にそのような工法でやっておりましたけども、どうしても切りばり工法では工場の方に被害が出てくるというようなことで再度アンカー工法ということで変えていったということでございます。  それから工事費の直接工事して委託との比較でございますが、JRに委託した場合は現在6,300万の増額要求があったわけですけども、それと精算額で1,100万ほど減額になっております。それを合わせますとJRに続けて委託した場合はおおむね7,400万の工事費がかかったと。今回市で施工した場合は6,600万ですから、約800万ほどは市で施工した方が安くなるということで、主な中身はJRの施工の監理とかそういうものが入ってこうかと思います。  以上です。 138 ◯議長(前田 宏三君) 納冨君。 139 ◯議員(10番 納冨 育代君) 1回目の契約のときはといいますか入札のときはそれなりに市もしっかり試算して価格の見積もりを出すわけですけれども、こういう途中での変更契約の数字の根拠というのが本当に正しいのかどうかというのは私らにも全くわかりませんのですけど、そういう場合も市はきちっと根拠のある数字だということが確信持てるようにちゃんと試算はされてるのか、それとも相手の言いなりの金額になってるのか、そこら辺はどうですか。 140 ◯議長(前田 宏三君) 建設課長。 141 ◯建設課長(森  孝好君) 工事費につきましてはJRの方に委託しておりますそういう工事費の算出根拠等につきましては全く見せてもらえないわけでございまして、言わばそれがブラックボックスというような形になっておりますけども、その辺で精算等がおくれてくるということでございます。最終的にはそういう精算したものを見せてほしいと再度要望はしておりますところですが、現時点ではそういうものは見せられないというようなことでございます。 142 ◯議長(前田 宏三君) 納冨君。 143 ◯議員(10番 納冨 育代君) 私はちょっと工事のことはよくわからないんですけれども、今度JRの増額要求をやめて市で施工することになったら800万ほど浮いたという計算になるということだそうですが、それなら初めから市でそういうふうにできなかったのか、ほかにもそんなふうなことがあるんじゃないかということで、この800万というのをどういうふうに考えたらいいのでしょうか。 144 ◯議長(前田 宏三君) 助役。 145 ◯助役(竹村 文男君) 非常に残念なんですけど、線路が絡みます工事につきましてはいわゆる市の施工が不可能でございまして、JRが指定するいわゆるマル特業者というものをして工事を施工する仕組みになってございます。したがいまして、私どもとしましてはいわゆる鉄路、軌道を挟む工事につきましては現在まで全部JRに一括工事委託をしてございます。その中で非常に契約を交わすわけでございますけど、今回の場合につきましてはJRとの契約の中で、一応当初の予定では6,000万の今回の工事を含めて終結するはずでございました。その中で私どもとしましては再三にわたり峰製作所の精密機械というものに対する工事、工法等について工法の変更が途中であったんです。この段階でいわゆる工事の変更に伴う価格の変更はないのかと、工事価格の変動はないのかということを再三確かめさせました。それに対して価格の変動はないと、いわゆる工事の変更に伴う価格の変更はないと、契約価格の変更はないということで推移してきました。御指摘のように土壇場になりまして実はお金が足りないんですということを言ってまいりました。それも小さなお金じゃないんです、6,000万という膨大なお金の変更を持ってきました。私どもとしましてはJR信頼できないということで、再三にわたりまして協議した上で工事を施工、いわゆる鉄路、軌条に係る分以外の工事は今後は市がやるということで工事を取り上げてまいったというのが今回の経過でございます。  今後、御指摘のように、いわゆるJRが伴う工事につきましては、今の発注形態の中で非常に矛盾を感じながらも鉄道という軌道を持ってるJRの工事、JRサイドに対して今のところルール上はなかなか、私どもが直接軌道内の工事をすることが車両の運行上等の関係からもできないわけです。で、この問題は非常に各自治体が抱えてる非常に大きな問題だと思います。今高速道路の問題等々ありますけど、エレベーター工事もしかりなんですよ。エレベーター工事もほんとにあんだけの価格がかかるのかと再三申し上げております。でもこれ市の直工にならないんですよ、直接工事に。  で、今回の予算でもう1点問題になったと思いますけど、高速道路の橋の架け替え、あれを市がやったと、公団に頼まずに。3割安くなってるんです。今回お示しした予算の中で。残念ながら今の仕組みでいわゆるJR工事、JRの鉄道に絡む工事というものについては、残念ながら今のJRに対して委託契約を結ばないと工事がさせてもらえないと、これは大きな国としての政策課題であろうと思います。私ども自治体としても非常に残念な思いをすることが多々ございます。その中で私どもも必要な施策を講じてきて強行な抗議等々は行ってまいったつもりでございます。この件に関して。その最終結果がこういう形で市が、軌道に絡まない部分については市が単独でやるということでコストの削減を図ってきたということを御理解いただきたいというふうに考えてますので、今後ともJRあるいは公団等が絡む工事につきましては強い姿勢で交渉に臨んでコストの削減に努力してまいりたいと思ってございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 146 ◯議長(前田 宏三君) ほかにございませんか。はい、大綱的質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第105号議案の質疑、討論、採決は12月16日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(前田 宏三君) 異議なしと認めます。よって、第105号議案は12月16日以降の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。             ────────────・────・────────────    日程第14.請願について(新規提出分付託) 148 ◯議長(前田 宏三君) 日程第14、請願の新規提出分の付託をいたします。  配付文書のとおり会議規則第92条第1項の規定により所管の委員会に付託いたします。  委員長におかれましては最終日の本会議におきまして審査の結果の報告を願います。             ────────────・────・──────────── 149 ◯議長(前田 宏三君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたしました。12月11日から15日までと、17日、18日、21日から24日までは休会といたします。なおこの間、各委員会におかれましては付託案件の審査を願います。  委員会及び次の本会議は別に通知をいたしませんのでお忘れなく御出席願います。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。議員の皆さんは控室に御参集願います。                        午後2時15分散会             ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...